
周囲からあがる同調の声。これまで配慮という言葉に縛られて沈黙していた同僚たちが、ようやく本音を口にし始めました。特権階級を崩されたカシマさんは、信じられないものを見るような目でフロアを見渡しています。彼女の中では、自分を助けない人間は全員「悪」なのでしょう。


カシマさんは、部長が慌てて引き止めるのを信じていたようです。自分がいなくなれば業務が回らなくなる、そう思って盾にしているのです。でもカシマさんは大切なことを忘れていました。彼女の業務は、すでに半分以上私たちがカバーしているということを。

カシマさんは「妊婦への嫉妬だ」と周囲を攻撃し、引き止めを期待して退職を口にしました。
しかし私はその言葉を逆手に取って、体調を最優先すべきだと「早期の有給消化と産休入り」を快諾してみせました。
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嵐が去ったあとのフロアには、ようやく公平で静かな労働環境と安堵が戻ったのでした。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・んぎまむ 編集・石井弥沙
