
ナカノさんは穏やかな笑顔で言いました。「夫婦でお帰りになったらどうです?」その言葉に、その場にいた全員が息を呑みました。あまりの無礼さに、みんな心の底ではそう思いはじめていました。それをズバリ口に出してくれたのです。
ナカノさんは穏やかに話しつつも、次第に怒りを見せはじめました。「ワタベさんだけがお客さんで、私たちは全員もてなす側なんですか? ここは協力して楽しむ場なんです。持ち寄りのBBQとは、そういうものじゃないでしょうか」

酔ったワタベさんは他の女性たちのことを見下し、「妻が若くてキレイだからって嫉妬している」と暴言ざんまい。その様子を見かねたナカノさんは、笑顔で「お帰りになっては」と促してくれました。
おそらくナカノさんは、これまでのワタベさんの態度にも思うところがあったのでしょう。「人のもてなしに甘えている」と指摘してくれたのです。
ナカノさんに正論で迫られ、ワタベさんもさすがに酔いがさめたようです。自分の失言に気付き、何も言えなくなっていました。
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