
再度見積書に目を通した私の頭の中で計算が始まります。旅行のために毎日頑張っていたのに、私のパート代何か月分になるのかという金額。夫ツトムには去年と同じぐらいの費用を想定していると伝えていますし、この金額ではポンと払えません。
飛行機の時間をずらしても大して金額は変わらない。ホテルのランクを下げるしかないと言われ、私は急に、椅子にこのままのみこまれてしまいそうな恐怖に襲われました。
逃げるように店を出ると、ムッとするような熱気が私を襲いました。手には「夢のかけら」というよりは絶望に近い、重たい見積書。足取りも重たく感じます。
仕事と家事のご褒美として、去年と同じ最高の休暇を夏休みに手に入れるつもりでした。しかし旅行会社で渡された見積書には、値上がりした航空券などで想像を絶するものとなった金額が……。
|
|
|
|
ツトムに話せば旅行中止と言われるのは目に見えています。海を心待ちにしている息子ガクの笑顔を失いたくないと、私は見積書を手に激しく葛藤しはじめました。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・中島なかじ〜 編集・みやび

