夏の家電の代表格──扇風機は令和でどう変わった?トレンドを家電量販店でチェック! ついに夏到来。夏の季節家電といえば「扇風機」だが、今では「タワーファン」「ハンディファン」もそこに名を連ねているといえよう。これら3つについて、最近のトレンドや新商品、オススメ商品についてヨドバシカメラマルチメディアAkiba(東京都千代田区)で取材した。初回は夏の季節家電の代表格「扇風機」に注目。老若男女に親しまれる定番商品だが、この令和の時代にどのような進化を遂げているのか(BCN・寺澤克)。
その他の画像はこちら(※商品価格は7月取材当時のものです)
●夏到来で扇風機コーナーは客足が絶えず
季節家電が立ち並ぶ一角は店舗5階。取材当日はまだ梅雨明けしていないにもかかわらず30度超えを記録。湿度も高いからか、体感気温はそれ以上だ。それもあってか、ピーク時間帯ではないのに涼を求める来店客で賑わっていた。
対応してくれたのはコンシェルジュチーム グループリーダーでプロダクトスペシャリストの肩書も持つ松枝大輝さんだ。扇風機の最新動向ついて解説してもらおう。
●アメリカやオランダ 海外ブランドが人気集める
(以下敬称略) 最近ですと、海外メーカーがかなり元気ですね。例えば、アメリカのSharkNinja、オランダのduuxなどが挙げられます。国内ですとバルミューダの扇風機が人気を集めています。それぞれ、変わった機能を持っていて、特徴が際立っていますね。
カラーラインアップも変わってきました。これまでの定番は白や黒でしたが、ブラウンなど落ち着いた色を採用したものも増えてきています。
●モバイルバッテリーで動かせる 昭和なデザイン 見た目・機能性ともに進化
最近はモバイルバッテリーでも動かせる扇風機が出てきましたね。
コンセントがない場所でも使えるので、使用範囲が格段に広がります。そして、付属のケーブルが急速充電に対応しているものも出てきていますから、それを使ってスマホを充電できるといった利点もあるかと思います。
はい。昭和レトロや平成レトロなんていわれているように、家電でもこういったデザインのものが並ぶようになってきましたね。
●選び方は? 性能面はDC 安価なのはAC
注目してほしいのは、モーターの種類です。ACモーター、DCモーターの2種類があります。
現在の主流はDCモーターです。風量を細かく設定できるものが多いのと、電気代が安く、音も静かなモデルが多いです。
ACモーターは、昔ながらのタイプと考えるとわかりやすくなります。風量調整が弱・中・強の3段階しかないといったものが多いんです。性能面はDCモーターでしょうが、こちらは本体価格が安くなる傾向にあるので、安価に揃えたい場合は、ACモーターを選んでも良いでしょう。
●機能性バツグン! オススメ扇風機3選
わかりました。機能性が充実しているものに絞ってご紹介したいと思います。
バルミューダ 「The GreenFan」(EGF-1800シリーズ)
まずはバルミューダの扇風機「The GreenFan」です。一般的な扇風機と比べるとファンが違います。自然な風を再現するというコンセプトのもと、二重構造の羽根を採用しており、心地よい風が感じられるのが特徴です。静音性も高くて、実際に私も自宅で愛用しています。
シャープ プラズマクラスター扇風機「PJ-U3DS」
次にオススメするのは、シャープの扇風機「PJ-U3DS」です。
シャープのお家芸「プラズマクラスター」を採用しているのが、一番の特徴です。料理のニオイや、気になる部屋干し臭などを抑える効果が期待できます。
シロカ「DC音声操作サーキュレーター扇風機 シロカのポチタマ扇」(SF-V251)
最後に変わり種、シロカのSF-V251をご紹介します。見た目こそ普通の扇風機ですが、こちらは音声認識に対応しています。例えば…「ポチ、お願い」「風を弱めて」と言いますと…返事をしてくれて、実際に風を弱めてくれます。
●現代的な機能を備えて進化した扇風機たち
以上、扇風機にクローズアップして、最近の注目商品を紹介してもらった。モバイルバッテリー対応モデルや音声認識など、現代的な機能を備えたモデルが増えてきた印象だ。今回の記事を参考に、扇風機を活用して、この厳しい夏を乗り越えてほしい。次回は扇風機と比較されがちな「タワーファン」のトレンドをチェックする。