1位は意外な“常夏の国”! 暑い夏に「あえて暑い国」へ行く人が増えているワケ

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2026年08月13日 09:20  女子SPA!

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女子SPA!

大木優紀さん
 新卒から18年半、テレビ朝日のアナウンサーとして、報道、スポーツ、バラエティなど多岐にわたる番組を担当してきた大木優紀さん(45歳)。

 40歳を超えてから、スタートアップ企業「令和トラベル」に転職。現在は旅行アプリ「NEWT(ニュート)」の広報を担当。さらに2025年10月には、ハワイ子会社「ALOHA7, Inc.」のCEOに就任し、家族とともにハワイへ移住。新たなステージで活躍の場を広げています。

 第57回となる今回は、2026年夏の海外旅行先ランキングを、旅行アプリ「NEWT」の予約データと現地の気象データから独自に分析。暑い日本を抜け出して、快適に過ごせる「酷暑避暑旅」の人気ランキングを紹介します。(以下、大木さん寄稿)

◆2026年夏休みの海外旅行先ランキングから見る「酷暑避暑旅」

 日本列島では、今年も厳しい暑さが続いています。うだるような日本の暑さは、ここハワイにも届いているほどです。

 実際、8月にハワイを訪れる旅行者からは、「東京より涼しい」と言われることも少なくありません。それほど今年の日本の夏は、厳しい暑さになっています。

 旅行アプリ「NEWT」では、2026年夏の海外旅行予約データと各地の現地気象データを掛け合わせ、「暑い日本を離れて、少しでも涼しく過ごせる海外旅行先」という視点から独自に分析しました。その結果を今回ランキング形式で紹介します。

「夏の海外旅行なら、季節が反対の南半球が狙い目。オーストラリアなど、涼しい国がおすすめなのでは?」と思う人も多いかもしれません。

 もちろん、南半球の旅行先もこの時期は人気。ところが、実際の予約データを見てみると意外な結果が見えてきました。私たちも「ここがランクインするの?」と驚くような旅行先が並びました。

 今回は、そんな「夏の快適・酷暑避暑旅ランキング」をお届けします。

◆「暑い場所」が上位に!2026年夏旅は「避暑」から「暑さを楽しむ」へ

 まずは、今回のランキング結果を見ていきたいと思います。

 1位はシンガポール、2位はベトナム・ダナン、3位はインドネシア・バリ、4位はモルディブ、そして5位にオーストラリアがランクイン。なんと1位のシンガポールから4位のモルディブまで、東南アジアやインド洋のリゾートが占める結果となりました。

 なかでもシンガポールは前年同期比93%増、バリ島も88%増と、ほぼ倍増ともいえる勢いを見せています。

「東南アジア=常夏で蒸し暑い」というイメージを持っている人も多いと思います。各地の8月の平均気温を見てみると、シンガポールやバリ、モルディブはおおむね28度前後。日本の真夏と比べて極端に気温が低いわけではありません。

 では、なぜ暑い夏に、あえて東南アジアやインド洋のリゾートを目指すのでしょうか。ここに、今の夏旅の変化が表れているように思います。

 かつては、暑い夏を避けるために北へ向かったり、季節が反対の南半球へ行ったりと、とにかく「気温の低い場所へ逃げる」ことが避暑旅の定番でした。

 ところが2026年の夏は、単純に暑さから逃げるのではなく、暑さとうまく付き合いながら、その土地ならではのリゾート体験や過ごし方を楽しむ。そんな「暑さを避ける旅」から「暑さごと楽しむ旅」への変化が起きているのかもしれません。

 今回のランキングは、まさにそんな新しい夏旅のトレンドを映し出す結果となりました。

◆1位シンガポール「外に出なくても楽しめる」暑さ対策

 それでは、上位の旅行先では、暑い夏をどのように過ごしているのでしょうか。

 まずは1位のシンガポールです。シンガポールは常夏の気候で、一年のうちの暑さとの付き合いが長い国。だからこそ、暑い日でも快適に過ごせる環境が街の中にしっかりと整っています。

 シンガポールを訪れて驚くのが、「外に出なくても一日遊べる」こと。大型の商業施設や観光スポットが充実しているだけでなく、地下道や連絡通路も整備されていて、暑い屋外をなるべく歩かずに移動できるようになっているんです。

 その代表格が、人気観光スポット「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」にある巨大ドーム「クラウド・フォレスト」。館内には巨大な滝が流れ、ひんやりとした空間の中で熱帯植物を楽しむことができます。

 さらに、空港直結の大型複合施設「ジュエル・チャンギ・エアポート」にあるのは、世界最大級の屋内人工滝「HSBCレイン・ボルテックス」。空港に到着してから、ショッピングやグルメも楽しみながら、暑い屋外にほとんど出ることなく観光をスタートできます。

 国土が決して広くないシンガポールだからこそ、こうした「暑くても快適に過ごせる施設」がコンパクトに集まっているのも魅力のひとつ。

「暑いからこそ、暑い場所へ行かない」のではなく、「暑い場所でも快適に楽しめる」。そんなシンガポールの環境が、今年の夏の人気を押し上げているのかもしれません。

◆2位ダナン。ビーチも高原も楽しめる「いいとこ取り」

 続いて2位は、ベトナムのダナンです。

 ダナンの魅力は、なんといってもアクセスのよさ。空港からビーチリゾートエリアまでは、配車アプリ「Grab(グラブ)」を利用すれば10〜15分ほど。到着してすぐにリゾート気分を味わえるのは、暑い夏の旅行ではうれしいポイントです。

 そしてダナンには、もうひとつ大きな魅力があります。それが、少し足を延ばした先にある高原リゾート「バーナーヒルズ」。

 標高約1500mに位置するバーナーヒルズは、ダナンの市街地とは気温が大きく異なり、夏のこの季節でも日中の平均気温が17度から20度。夏でも比較的涼しく過ごせます。実際私が訪れた時は、ビーチでは海水浴が楽しめるのに、バーナーヒルズでは寒いくらいで驚きました。

 なかでも有名なのが、巨大な石の手が橋を支えるように見える「ゴールデン・ブリッジ」。通称「神の手」とも呼ばれ、SNS映えするスポットとしても人気を集めています。

 ダナンは、暑い夏らしくビーチリゾートを楽しみながら、少し足を延ばせば高原で涼しさも味わえる場所。

「夏を楽しみたいけれど、暑すぎるのはちょっと……」という人にとって、リゾートと避暑の両方を欲張れる、まさに“いいとこ取り”の旅先なのです。

◆3位以下にも「暑さを楽しむ」旅のスタイルが

 そのほかにランクインした地域にも、夏の独自の過ごし方が見えます。 

 3位はインドネシアのバリ島。

 バリといえばビーチのイメージが強いですが、自然豊かな高原エリアのウブドを選べば、8月でも朝晩は比較的過ごしやすく、心地よい風を感じながら過ごせます。

 プール付きのヴィラに泊まったり、スパを楽しんだりと、比較的リーズナブルに「大人の休日」を満喫できるのも魅力。暑さで体力を消耗することなく、財布にも体にも負担をかけずに楽しめることが支持されているようです。

 4位のモルディブも、暑い夏だからこそ楽しみたい旅先のひとつ。

 水上ヴィラの部屋からそのまま海に飛び込んだり、海中レストランで魚を眺めながら食事をしたりと、観光地をあちこち歩き回る必要がありません。

「リゾートの中だけで極上の非日常を味わう」という、何もしない贅沢が夏の旅行スタイルとして選ばれているようです。

 そして5位はオーストラリア。ここだけは、今回のランキングの中でも「物理的に涼しい」旅先です。

 日本が真夏の8月、南半球のオーストラリアは冬で、平均気温は14度前後。シドニーのカフェ巡りやブルーマウンテンズの絶景、この時期ならではのホエールウォッチングなど、日本の猛暑から完全に脱出したいという方には文句なしの旅先となっています。

◆暑い夏こそ、無理をしない旅を

 うだるような暑さが続き、家でぐったりしている人も多い今年の夏かと思います。

 それでも今回、旅行アプリ「NEWT」のデータを見ていくと、夏の旅行先は「とにかく涼しい場所へ逃げる」だけではなく、暑さとうまく付き合いながら、快適に過ごせる場所をかしこく選ぶ傾向が見えてきました。

 暑さで体力を奪われやすい夏だからこそ、無理に予定を詰め込んで体力を消耗するのではなく、涼しく過ごせる環境やリゾートを上手に選び、心と体をフル充電する。そんな「頑張りすぎない夏旅」が、2026年の新しいトレンドなのかもしれません。

 今回紹介したランキング上位の旅行先は、「NEWT」でも人気を集めている旅先ばかり。

 夏休みも終盤に差し掛かってきましたが、今年の夏旅、皆さんはどこへどんな旅をされましたか? ぜひコメントいただけますと嬉しいです!

<文/大木優紀>

【大木優紀】
1980年生まれ。2003年にテレビ朝日に入社し、アナウンサーとして報道情報、スポーツ、バラエティーと幅広く担当。21年末に退社し、令和トラベルに転職。旅行アプリ『NEWT(ニュート)』のPRに奮闘中。2児の母

このニュースに関するつぶやき

  • あのさあ… バリも南半球なんだけどね で、この時期南極から風が吹くメルボルンとかなら涼しいというより寒い 要は気候は緯度だけでなく地形によって大違いってことだ
    • イイネ!1
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