
ピンポンが鳴るたびに気が休まらない。息が詰まる悩みではないでしょうか。今回は、敷地内同居をしているママの投稿です。
『敷地内同居のアポなしピンポン。毎日最低1回、多いときは5回以上。朝6時だろうとお構いなしで来襲。庭で子ども遊ばせていたら必ず出てくる』同じ敷地内とはいえ、家は別。けれど、義親側は「ほぼ同居」という感覚でいるようで、投稿者さんはその距離感の違いに苦しんでいるようです。
義親のアポなし訪問、1日5回はさすがに多すぎる!
『5回は異常よね』
『うちの隣がそうみたい。よく奥さんが、義親が勝手に入ってくる、鍵ももっていて不在時でも勝手に入っているとよく愚痴っている』
『朝6時は勘弁』
|
|
|
|
『金銭的には少しラクになっても、365日毎日ストレスがたまるのはイヤ』親世代にとっては、「息子夫婦の家」というより、「自分たちの土地に建てた離れ」のような感覚なのかもしれません。もちろん、助け合える距離に住む安心感はあります。しかし、毎日のように訪問されると、常に気を張っていなければならず、精神的に疲弊してしまうママもいるのでしょう。
住宅費や土地代のメリットは大きいものの、その代わりにプライバシーや自由との引き換えになる場合もありますね。家のなかが片づいていない、疲れて休みたい、誰にも気をつかわずすごしたい。そんな“普通の日常”がもちにくくなるつらさを感じるのかもしれません。
敷地内同居だったらある程度は覚悟が必要?
一方で、「敷地内同居ならある程度は仕方ない」という声も目立ちました。
『敷地内同居なんてほぼ同じ家に住んでいる状態なのに、いちいち電話でアポを取るの?』
『敷地内なら家が別なだけで、同居で別の部屋にすごしている感覚だと思う。孫が好きなら庭で遊んでいたら出てくるでしょう』
|
|
|
|
『子どもが小さい頃、敷地内同居のママ友の家に遊びに行ったら、「カマキリを見つけた」とおじいちゃんが普通に家に入ってきた。ママ友も慣れた感じだった』その環境に慣れている人にとっては「自然な距離感」でも、プライベートを大切にしたい人には強いストレスになる。この感覚の違いが、敷地内同居の難しさなのかもしれません。
逆手にとって子育てのヘルプを!
興味深かったのは、「そこまでくるなら逆に頼ればいい」という意見でした。
『庭に出てきたら、義母に「少し見ていてもらえますか?」と言って、その間に家事を進める』
『「ご飯のおかずをわけて」と甘えちゃえばいい』
『逆に自分がピンポンすればいい。5回どころか10回でも行って、ご飯も子どもの面倒も全部やってもらう』
|
|
|
|
でも完全同居よりはマシ?
一方で、完全同居経験者からもコメントが寄せられました。
『完全同居だと食事やお風呂、トイレまで全部一緒。さらには義きょうだいまできて窮屈』
『同居している身からしたら、敷地内のほうがマシに思える』距離が近いとはいえ、玄関や生活空間がわかれているだけでも救いはある。そう考える同居ママたちです。
大切なのは許容できるくらいの線引き
普段からの話し合いが大切だとのコメントがありました。
『そこはもう、旦那さんに対処してもらいなよ。朝6時のピンポンは旦那さんに行かせる』
『私は旦那抜きで義母とお酒を飲むくらい仲良いけれど、「同居はイヤだよね」で同意している。気楽に暮らしたいわって』義親との関係を円満に保とうとするあまり、自分だけが我慢を続けてしまうことがあるのでしょう。しかし、距離が近いからこそ、曖昧なままではストレスが積み重なってしまいます。「朝早い訪問は控えてほしい」「くる前にひと言連絡がほしい」など、小さなルールを共有するだけでも負担は和らぐかもしれません。
『イヤならハッキリ言うしかない』
『しっかり線引きを話し合うべき』敷地内同居は、助け合える安心感がある一方で、“近すぎる距離”に悩まされることもあります。だからこそ必要なのは、「家族だから我慢する」ではなく、お互いが心地よく暮らせる距離感を話し合うことなのかもしれませんね。
文・岡さきの 編集・有村実歩 イラスト・猫田カヨ

