
上司に、「好きなものを買っていいよ」と言われたとき、どこまで甘えていいのか……。相手の厚意だからこそ、気をつかってしまう人もいるのではないでしょうか。一方で、「買っていいと言ってくれたのだから自由では?」と感じる人もいるかもしれませんね。
『店長が珍しくジュースを買ってくれたのね。みんなはお茶とかジュース。お店で作るコーヒーを買ってもらっている人もいた。私は1リットルの飲みものを買ってもらったのだけれど、「でっかいのを買うって図々しいね」って言われた。買うよって言ったのだから余計なことを言わないで素直に買えばいいのに』投稿者さんとしては、「買う」と言われた以上、文句を言われる筋合いはないという気持ちなのでしょう。ママたちの反応はどうでしょうか。
そんなに腹立つ?買ってくれたなら問題ない?
まずあったのは、「実際に買ってくれたのだから問題ない」という声でした。
『買うよって言って、実際に買ってくれたなら問題ない』「好きなものを選んでいい」と言った以上、相手にもある程度の覚悟はあるでしょう。後からイヤミを言うくらいなら、最初から条件をつければよかったと感じる人もいるのかもしれません。「数十円、百円程度の違いでイヤミを言うくらいなら、最初から奢らなければいい」という感覚なのでしょう。とくに職場では、上司が部下に飲みものを買う場面は珍しくありません。そのため、「そんな細かいことでイヤミを言うほうが大人気ない」という見方もあるようです。
奢りで1リットルは、やりすぎだった?
しかし今回とくに目立ったのは、「普通は遠慮する」という声でした。
『買ってもらうなら500ミリリットルくらいだとは思う』
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『まさか紙パックのやつ?』
『値段よりも、人より大きいものを選んで得しよう感が見えるから図々しいと言われるんだよ』今回、多くのママが引っかかったのは「1リットル」というサイズ感だったようです。ほかの人が一般的なサイズを選ぶなか、自分だけ明らかに大きいものを選ぶことに違和感を抱いたのでしょう。さらに、投稿者さんが「飲みきれなかった分はもち帰った」とコメントしたことで、厳しい反応も集まりました。
『もし持って帰るつもりで選んだのなら、ちょっと違うと思う』
『まさか1リットルのドリンク買うとは誰も思わない。その場で飲むものを買ってもらう感覚だから、持ち帰り前提は図々しいと感じる人もいるのも当然』奢りというのは、「必要なものを買ってもらう」というより、「その場を楽しむための厚意」と捉える人もいるでしょう。そのため、家で飲む分まで確保したように見えると、モヤモヤするママもいるのかもしれません。なかには、かなり厳しい意見もありました。
『大人としての常識があるかないかの話』
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『今まで誰にも指摘されなかったから、その感覚になったのでは?』もちろん言い方はキツいものの、「奢られる側の遠慮や気づかい」を重視する人が少なくないことは伝わってくるのではないでしょうか。
奢りは意外と気をつかうもの
また、「奢る側・奢られる側」の難しさを語るコメントもありました。
『ファミレスで高いメニューを頼もうとしているときに「ここは奢るよ」って言われると逆にがっかりする。奢り前提だと高いものは頼みにくくなるから』奢ってもらえるのはありがたい一方で、「遠慮しなければいけない空気」が生まれることもあります。だからこそ、ママたちは無意識に「相手が負担に感じない範囲」を探るのでしょう。
ひと言あってもいい
今回も、もし投稿者さんがひと言添えていたら印象は違ったのでは、という声がありました。
『「喉が渇いていて、大きいサイズでもいいですか?」ってひと言あると印象が変わるかも』
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奢りの場面では、「どこまで甘えていいか」はそれぞれでしょう。ただ、ママたちが気にしているのは金額そのものより、“相手への配慮が見えるかどうか”なのかもしれませんね。
一方で、奢る側も後からイヤミを言えば、せっかくの厚意が台無しになってしまいます。本来は、相手に気持ちよく受け取ってもらうための行為だからこそ、「買ってあげたのに」という態度は相手をモヤモヤさせる原因にもなるのでしょう。
厚意に甘える側の遠慮と、奢る側の気持ちよさ。そのバランスは難しいものです。だからこそ、お互いに少しずつ気づかいを持てるかどうかが、大人同士の関係では大切なのかもしれません。
文・岡さきの 編集・あいぼん イラスト・猫田カヨ

