



ミサコさんが、今日に限ってこちらをチラリと見てきました。目が合った瞬間、ミサコさんはすぐに視線を逸らし、俯いて早足で通り過ぎようとします。私も反射的に視線を逸らし、手に持っていたカツヤのバッグを握り直しました。それなのに……小さな声で挨拶をされてしまいました。戸惑いから思わず私は、「何も言わない」を選択。黙って通り過ぎることになってしまいました。

今さら振り返って挨拶するわけにもいきません。私は足を止めず、聞こえないふりをしました。ミサコさんが背後で立ち止まっているのが分かりましたが、振り返りませんでした。自分の行動がもたらす意味を深く考えることもなく、バクバクと鳴る鼓動をかき消すかのようにカツヤを迎えにいきました。

アキナさんの話を鵜呑みにして、「ミサコさんは意地悪な人」と認定した私。
初めはアキナさんの力になってあげたいと思っていましたが、自分も意地悪されたくないとミサコさんを避けるようになりました。
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原案・ママスタ 脚本・motte 作画・エイコ 編集・みやび

