移籍が決定的になっているイタリア代表DFアハノール [写真]=Getty Images アタランタに所属するイタリア代表DFオネスト・アハノールは、今季クリスタル・パレスにレンタル移籍で加入し、来夏にはチェルシーに完全移籍となるようだ。30日、イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』や移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏などが伝えている。
2008年2月23日生まれで現在18歳のアハノールは、身長184センチメートルで、センターバックを本職としながら、サイドバックでもプレーする左利きのDF。ジェノアの下部組織出身で、2024年9月にトップチームデビューを飾り、2025年7月にアタランタに移籍し、昨季は公式戦35試合に出場していた。また、2026年6月にイタリア代表デビューを飾っており、通算2キャップを刻んでいる。
そんなアハノールは今夏の移籍市場でブライトンからオファーが提示されるなど、去就には注目が集まり、アタランタは売却に難色を示していたものの、今月27日には最大4000万ポンド(約86億円)という移籍金でチェルシーと合意に至ったことがイギリスメディア『BBC』などで伝えられていた。
今シーズンからチェルシーに合流するか、定期的な出場機会を確保するためにレンタル移籍に出るかは不透明となっていたなか、今回の報道によると、クリスタル・パレスがレンタル移籍でアハノールを獲得することで合意したという。
ただ、チェルシーからはすでにフランス人DFアクセル・ディサシが今季はクリスタル・パレスにレンタル移籍で加入しており、プレミアリーグの規定によって同一クラブに複数名をレンタル移籍させることはできないことから、この規定を回避するためにアハノールは今季アタランタ所属のままでレンタル移籍を果たし、2027年夏にチェルシーに加入することになるようだ。
なお、ロマーノ氏はチェルシーとアタランタの間ではすでに書類上の手続きは完了し、2027年夏の加入に向けたメディカルチェックもチェルシー側で済ませており、アハノールはアタランタからクリスタル・パレスにレンタル移籍するが、実質的にはすでにチェルシーの管理下にあることが伝えられている。
日本代表MF鎌田大地と同DF冨安健洋が所属するクリスタル・パレスでは、モロッコ代表DFシャディ・リアドがプレミアリーグ開幕節で前十字じん帯を損傷したことで今季絶望が見込まれているなか、手薄な守備陣にアハノールが加わることになりそうだ。