
きょう、東京に新たなランドマークが誕生しました。その場所は「丸の内」の逆側の「八重洲」。今、八重洲の街が大きく変わりつつあります。
きょう、東京駅の目の前にオープンしたのは「トフロム八重洲 タワー」。麻婆豆腐が名物の老舗中華料理店や、職人が目の前で握る立ち食い寿司店、大型の劇場にオフィスが入ります。そして、東京駅と地下でつながり、その先には高速バスターミナルが整備された新たな東京の玄関口です。
その舞台は、皇居側の「丸の内」…ではなく、東京駅を挟んで逆側の「八重洲」。小さな飲食店が軒を連ね、庶民に愛されてきた街ですが、そこにはある“危機感”があったといいます。
東京建物 小澤克人社長
「人が通るのがやっとの細い路地が点在していましたし、建物も老朽化した建物が連なっているような。このままでは八重洲の良さがなくなってしまうのではないか、八重洲の価値が沈下・沈没してしまうんじゃないか」
実に250もの地権者と25年をかけて交渉し、完成に至りました。
古き良き八重洲の雰囲気を感じられるよう、こんな工夫も。
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記者
「こちらのエリアに入ってみますと、まるで路地裏に入ったかのような雰囲気です」
あえて店と店の距離を近くすることで、かつての路地裏の雰囲気を再現したといいます。
東京建物 小澤克人社長
「八重洲の路面文化や路地裏文化、町人の賑わいを現代的に再編集し、東京の『本物』と『新しさ』が共存する場を提供したい」
現在、大型の再開発が次々と進み街の風景が変わりつつある八重洲。その変化を見守ってきた八重洲の老舗たちも多く出店しています。
創業77年 泰興楼 于洪齢会長
「やはりこの街でやっていかないと、先代に悪いなと。八重洲で生まれ育った子どもだから、八重洲じゃないと」
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創業176年 割烹嶋村 加藤一男代表
「トフロム八重洲、タワーの開業は、私たちにとっても、非常に大きな曲がり角。今後もこの良さを継承していけるように、なんとか努力したい」
伝統を守りながらも新しい変化を取り入れて、八重洲は生まれ変わりつつあります。
