犬猫の保護依頼「増えた」半数=背景に飼い主高齢化―民間の120団体に調査

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2026年09月20日 07:31  時事通信社

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時事通信社

保護された猫(資料)
 犬や猫の保護や譲渡を行う120民間団体のうち約半数が、保護の依頼がこの1年間で増えたと回答したことが分かった。動物愛護週間(20〜26日)に合わせ、ペットケア関連会社「犬猫生活」(東京都新宿区)が調査結果を発表した。飼い主の高齢化やペットが増え過ぎて飼えなくなる「多頭飼育崩壊」が要因に挙げられた。

 環境省によると、都道府県などが2024年度に引き取った犬猫は計3万9409頭。前年度より5000頭余り減ったが、行政機関が引き取らなかった犬猫を民間団体が引き受けている実態が浮き彫りになった。

 同社は6〜7月、全国の約530団体にオンラインでアンケートを実施。120団体から回答を得て、「全国犬猫保護活動実態白書2026」としてまとめた。

 120団体が過去1年間に保護した犬猫は計8718頭に上った。その前の1年間と比べて保護依頼や持ち込みが「大幅に増えた」「増えた」と答えたのは58団体(48%)だった。「大幅に減った」「減った」は20団体(16%)にとどまった。

 58団体に要因を複数回答で聞くと「高齢飼い主の入院・死亡による飼育放棄」が51団体(87.9%)で最多だった。「多頭飼育崩壊の発生」が38団体(65.5%)、「野良犬猫の繁殖」が30団体(51.7%)と続いた。

 犬猫生活の佐藤淳社長は「飼い主の高齢化といった、人に起因する問題が予想以上に大きい」と指摘。「民間だけでの対応は負担が大きく難しい。行政側にも人に起因する問題に対する新たな仕組みが必要だ」と訴えた。 

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