
子どもの成長を祝う七五三。晴れ着を着せて神社へお参りし、記念写真を撮って、家族で食事をする……そんな節目の行事を楽しみにしている家庭もあるのではないでしょうか。一方で、悩ましいのが「祖父母をどこまで呼ぶか」という問題です。
『5歳の息子の七五三。両家の親もくる? 呼んだら何をする? 食事とお参りだけ? 写真撮影もくる?』祖父母を呼ぶのが当たり前なのか、それとも家族だけで済ませるものなのか……。家庭によって考え方は大きく異なるようです。ママたちからは、「呼ぶなら事前説明が大事」という声から、「そもそも呼ばない」という意見まで、さまざまなコメントが寄せられていました。
呼ぶなら「どこまで参加するか」を明確に
まずあったのは、祖父母を呼ぶなら事前のすり合わせが必要との声でした。
『午前中にお参りして、写真館で撮影して、昼にお祝い膳。この予定ですと案内したら、両家ともそのつもりでくるのではないかな?』たしかに、「七五三やるよ」とだけ伝えれば、祖父母側は“すべて参加するもの”と思うかもしれません。逆に、親世代は「食事だけ呼ばれるのかな」と受け取る場合もあります。そのため、こんなアドバイスもありました。
『投稿者さんが計画していることを明確に伝えなければダメ。写真は本人のみや親子のみで撮りますとか、食事も会食なのかレストランなのか、こと細かに指示しないと誤解を招く』行事ごとは、各家庭それぞれにある「当たり前」。服装や参加範囲、会食の有無まで細かく共有しておかないと、「思っていたのと違った」という不満につながる場合もあるのでしょう。実際に、
『うちは両家呼んでお詣りして食事会したよ。写真館で撮影は前撮りした』
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義親との温度差にモヤモヤする人も
一方で、七五三をきっかけに義実家との関係に悩んだという声がありました。
『同居でも義母はついてこないし、お祝い金もお祝いの食事もやらないと言われた。近くに住む小姑にはお祝いも食事代も出していた』孫への対応に差を感じると、複雑な気持ちになるかもしれませんね。また、価値観の違いに疲弊した人も。
『七五三のときに義親に声をかけたけれど、「お金かけてまですることない。散歩ついでに神社で手を合わせればいいだけなのに」と大反対された。私の親は衣装、祈祷、写真とかかる金額をお祝いとして包んでくれた』こちらのママは写真館で撮った写真をお金を出してくれた実親の分も注文しようとしたら、旦那が義親の分まで注文してイラついたと言います。実親も交えた温度差にモヤモヤするママがいるようです。
「呼ばない派」もいる
あえて祖父母を呼ばない家庭もあるようです。
『こないよ。呼ぶだけ疲れる』
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『主役の子どもを祝福したいだけなのに、ムダな気疲れしたくない』七五三はただでさえ準備が大変です。着つけやヘアセット、子どもの機嫌、移動、写真撮影……。そこへ両家への気づかいまで加わると、ママの負担はかなり大きくなります。
『親を呼んだら大変でしょう、両方の親の風習が違うんだし。だったら自分たちだけでやったほうがマシだわ』そんな風に、“家族だけで気ラクにやる”方向を選ぶ人も少なくないのでしょう。また遠方の祖父母にとっては、移動だけでも負担になる場合があります。ムリに集まるより、写真や動画を送って共有するほうがお互いラクなこともあるのかもしれません。
家庭によって「正解」は違う
ママたちからは、「こうするべき」という意見はあまり見られませんでした。
『遠方などで呼ぶのが難しい場合には、写真やデータを贈るだけでもかなり喜ばれますよ』
『祝い着で長時間すごすとお子様も疲れてしまうので、後日に会食などをしてもいいですね』
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『七五三は、写真館で撮影しただけよ。後日近くの神社で参拝した。家族だけで食事会を済ませたらラクよ』七五三の晴れ着姿を義実家に見せに行っただけとのママもいました。子どもの負担を考えた工夫をしているようです。また、こんなコメントも。
『人間関係含め、家庭による』祖父母との関係が良好なら一緒に祝えば楽しい思い出になるでしょうし、関係が微妙ならムリに集まらないほうが平和な場合もあるのでしょう。
七五三は本来、子どもの健やかな成長を願う行事。周囲への気づかいばかりで親が疲れ切ってしまっては、本末転倒なのかもしれません。大切なのは、自分たち家族が穏やかにすごせる方法を選ぶことではないでしょうか。写真だけでも、家族だけでも、祖父母みんな集合でも、それぞれの家庭に合った“ちょうどいい七五三”があるのでしょう。
文・岡さきの 編集・みやび イラスト・Ponko
