


マサキの地元はのどかな田園地帯が広がる、とても素敵な場所です。マサキのご両親も私のことを温かく受け入れてくれました。挨拶をして話をしていると、知らない女性が入ってきました。地元の方でイイヅカさんというようです。

イイヅカさんはマサキのお母さんのことを、親しげに「しーちゃん」と呼んでいました。とても信頼しているというし、きっと普段から付き合いのある方なのでしょう。マサキのこともどうやら昔から知っているような口ぶりです。


イイヅカさんの言葉は、とても心がこもっていて……。むしろこもりすぎというか、よその家の結婚にそこまで熱くなる? と思ってしまうほどでした。思わず何でも「YES」と答えてしまいそうなくらいの迫力を感じます。ちょっと戸惑ってしまいました。
ただマサキの地元の方から一生懸命「私はあなたの味方だから」と言われたら、悪い気はしません。マサキのお母さんと談笑している様子を見ながら、私は「少し距離感がわからないけれど、いい人なんだろうな」と思っていたのでした。
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