
10月5日に始まった秋の臨時国会。内閣改造後初めてとなる論戦の場では、高市内閣が早期実現を目指す食料品の消費税減税関連法案や、衆院議員定数の45議席削減法案などが主な焦点となる。
この日、高市早苗首相(65)は所信表明演説で、経済を最優先課題として打ち出した。中国古典に登場する言葉で、経済の語源でもある「経世済民(けいせいさいみん)」を掲げ、“責任ある積極財政”により国内投資を引き出し、潜在成長率を引き上げ、長引くデフレが脱却すると表明。AI、半導体、GX分野などへの投資を推進し、「技術で勝ってビジネスでも勝つ」と力を込めた。
財政面で不安視されることも多い“責任ある積極財政”だが、高市氏は「政府が単に歳出を増やすということではありません。必要な政策や改革を先送りせず、『強い経済』と『財政の持続可能性』をともに実現する、新しい経済財政運営を始める。国民の皆様の手取りを増やし、暮らしを豊かにしながら、『財政の持続可能性』も確保する。その両方を実現することこそが『責任ある積極財政』の意味なのです」と説き、「今こそ、『責任ある積極財政 元年』の幕開けです」と強調した。
高市氏が描く日本の成長戦略。多くの国民の関心が向けられたこの日の国会だったが、実はこの直前、国会で起きていたある出来事が現在、SNSで波紋を広げている。
それは、参院本会議が始まる直前。テレビの中継カメラが議場入口周辺を映していたところ、日本維新の会・松野明美議員(58)が入場してきた。すると、そのすぐ後ろから、同じく維新の中条きよし議員(80)がついて来たのだが、中条氏は松野氏を見つけるなり、資料と思われる紙を筒状に丸めたもので、彼女の臀部を勢いよく叩いたのだ。
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議場入口付近でパーンと響いた大きな音。松野氏は驚いた様子で振り向きつつも、中条氏の肩に手を添えて、二人で数秒間話し込むと、それぞれの議席へと散っていった。Xでは、中条氏が松野氏の臀部を叩いた場面の切り抜き動画が拡散され、中条氏に対する以下のような疑問の声が続出。
《初めにこれを見たとき、昭和か平成初期あたりのコントだと思った。が、昨日のことだと聞いて横転 現代にこんなコンプラ意識の国会議員がいる日本は終わりじゃ》
《ええええ完全にお尻たたいてるよね。きも。同じ維新の女性議員にやってるのか》
《なんで叩いてるのこの人 用があるなら呼び止めるとかで良くない?》
《THE 昭和のセクハラおやじ》
《品がなさ過ぎてびっくり》
いっぽう、松野氏は当該シーンの切り抜き動画を引用した上で、《え〜っ、映ってたの?!動画を見るまで、全く気が付きませんでした》と絵文字を添えて明るく反応していたが……。
「松野氏と中条氏は’22年参院選の当選同期。また、松野氏は元マラソン選手でタレント、中条氏は歌手として芸能界で活躍してきたこともあり、ウマが合う部分は多いのでしょう。そうした関係があるからこそ、松野氏としては、中条氏の振舞いは特段気に留めるものでもないのかもしれません。とはいえ、このご時世、第三者の目には“セクハラ”に映るのが自然ですし、さらに中継が入っていることは理解しているはずなのですから、中条氏はこのような振る舞いを慎むべきだったのではないでしょうか」(政治部記者)
中条氏をめぐっては。’22年の国会で自身のディナーショーを宣伝するなど、議員としての資質を問われたことが以前にもあった。そろそろアップデートが必要だろう。
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