三比菜々美さんこれまで付き合った男性は約10人。そのうち「ダメ男は?」と聞けば、「たぶん、1人を除いて全員です」と即答する、人気セクシー女優の三比菜々美さん。束縛、監視、拉致など、恐怖のダメ男もいたが、今回は珍妙な2人のダメ男エピソードを語ってくれた(記事は全2回の2回目)。
◆美容師彼氏の独特な世界観
――先ほど束縛、監視、そして拉致と恐怖のダメ男体験を語ってくれました。もう少し笑えるダメ男話はないですか(笑)。
三比:SNSで「撮影の被写体を探しています」という募集を見つけたんです。アマチュアでカメラをやっている人で、自宅をスタジオにしているという話だったので、仕事だと思って行ったんですよ。その人は美容師が本業だったんです。家に行くと、行為をする展開になり、私も若かったので、「よくわからないけど、付き合うか」って付き合ったんです(笑)。
――すぐにしちゃうんですね(笑)。
三比:はい(笑)。付き合ってみたら、ものすごく独特なマイルールがあって、家に入ると、蓄光塗料が塗ってある、おもちゃみたいなアクセサリーを首や手首につけさせられて、星やハートの形をしたサングラスまでかけさせられるんです。それに、部屋を真っ暗にして、ブラックライトをつけて過ごすんです。
――かなり独特ですね(笑)。
三比:家の中でデートをしているのに、暗闇の中で私の顔だけがぼんやり浮かんでいるんです(笑)。しかも、美容師だったので、部屋には首だけのマネキンがたくさん置いてあって、そのマネキンたちも同じようなサングラスをつけているんです。暗闇の中に首だけのマネキンがいっぱい浮かんでいて、今思うとかなりシュールでした。
――なかなか強烈です。
三比:それに、イチャイチャしていたら「一緒にエッチな本を見よう」と言われて、見せられたものが春画だったんですよ。
――江戸時代のエッチな本だ(笑)。
三比:そこに天井から吊るされている女性の絵が描いてあり、「僕はこれがやりたいんだ!」って言ってきたんですよ。その独特な趣味を聞かされて、「これはちょっと無理だな」と思って別れました。
――行為の最中も、その蓄光アクセサリーやおかしな形のサングラスはつけているんですか?
三比:私だけつけているんです。しかも行為が終わると、写真を撮るのが好きな人でした。髪型も、部屋も個性的だし、「美容師さんだから、こういう人なのかな」と思っていたんです(笑)。
――変わった人を引き寄せますね。
◆借金300万円! ダメ男と家族に囲い込まれた日々
三比:あとは借金系のダメ男の話もありますよ。
――ダメ男の宝庫ですね!
三比:その人もネットで知り合ったんです。関西に住んでいる遠方の人だったんですけど、「君のことが気になってるから会いたい」って言って、自腹で私に会いに来てくれたんですよ。だから、いい人だと思って、「君のことが好きだ」と言われて、もう会って5分ぐらいで付き合っちゃったんですよ。でも、ネットでは1年ぐらい長く喋っていたんです。付き合ったその日はお金を出してくれて、すごくスマートで素敵な方だなっていう印象でした。それで、「月に1回会おう」と決めて、月1でデートをしたんです。
――関西と関東ですね。
三比:でも、「俺は会社員だし、三比さんはフリーターだから、そっちが関西にまで来てほしい」と言われたんです。別に男性が毎回、自腹でこっちに会いに来なくてもいいと思ったんですけど、回数を重ねるうちに、相手がデート代を出すそぶりがなかったんです。「あれ? お金を持ってないのかな」と思ったら、実は「俺、借金が300万円ある」って告白してきたんです。
――300万円も?
三比:ひとつはゲームへの課金で、もうひとつは、どうしても彼女がほしくて、ネットで「出会い厨」をしていたらしいんです。いろんな人と会って、いい顔をして奢っているうちに、気がついたら300万円も使っていたって言うんですよ。でも、「君と結婚したいから、この話をした」と言われ、じゃあ、結婚するにしても、借金をなくしてからにしようって話をしたんです。それで、なんだかんだ交際1年ぐらいして、同棲することになり、私は彼が住む関西にまで引っ越したんですよ。それで、彼の実家の空き家に住まわせてもらったんですけど、お母さんがたまに覗きに来ては、「この家には悪霊が出る」って急に言ってきたり、おばあちゃんも毎日のように「掃除だ」と言って家に来たりするので、「おかしいな」と思ったんです。そしたら、その彼が変わり者だから、「この女を逃がすもんか」と、家族が思ったらしいんです。私は家族ぐるみで囲われ始めて、「逃がすもんか、あの女。うちの子にはもう、あの女を逃がしたら次はない」みたいな感じだったんです。
――もはや横溝正史の小説の世界みたいですね(笑)。
三比:合計3年半ぐらい付き合ったんですけど、だんだん彼が靴下も、私に「履かせて」って履かさせてきたり、ゴキブリが出た日には、もう仕事に行かないって、子どもみたいなことばかり言うようになったんです。でも、私は好きになったら、そういうダメなところが気にならなくなっちゃうので、「好き、好き」って尽くしていたんです。
――どっちもどっちですよ(笑)。
三比:しかも、私は彼の好みで金髪にしていたので、普通の仕事ができなくなっちゃって、メイド系のお店で働いてたんです。そしたら彼も、私を迎えに来るついでにお店に来るようになって、うちの店に来たらハマっちゃって、ほかのメイド喫茶にも行くようになったんです。そしたら、ある日、明らかに様子がおかしかったから、カマをかけたら、浮気をしてることが発覚したんです。
◆「声が低い」「ランドセル無理」浮気男のトンデモ言い分
――もはや、何と言っていいのやら……。
三比:「浮気相手は誰?」って言ったら、他店の可愛いメイドさんだったんです。「私はちゃんと付き合っていきたいし、結婚するんでしょ。だから不満があったら先に言って。なんでそんなことしちゃったの?」って聞いたら、「お前は声が低い」って言うんです。
――ははは!(爆笑)。
三比:次に「お前は身長が高すぎる」って言うんです。私、身長156センチぐらいなんですよ。
――平均ですね。
三比:最後には、「お前はランドセルを背負えない」っておかしなことを言うんです。
――ははは!!(大爆笑)。
三比:「つまり、どういうこと?」って追求したら、「実は幼い子が好きで、ネットでいろんな人と出会っていたのも、実は未成年を中心に会おうとしていた。でも会えなかった」とカミングアウトし始めたんです。「もっと幼い子と出会いたかったんだけど、その中では、お前がまあまあ20歳で若かった。本当はもっと若い方がよかったけど、見た目も悪くない。お前とは妥協で付き合ったんだ」って言われたんです。
――……。
三比:でも、「お前が俺を大事にしてくれてるのはわかってる。だから結婚はお前とする。安心しろ」って、念押ししてくるんですよ。でも、数日後には「浮気をしていたメイド喫茶の子と同棲をするから引っ越したい。その子は家が厳しくて一人暮らしができない。俺が一人暮らしをすれば、その子も転がり込んできて半同棲できる」って言うんです。でも、「俺は仕事の都合で不動産屋がやってる時間帯に出られないから、お前が内見をしてきてくれ」って言うんですよ。
――もはや何と言っていいのかわかりません。
三比:「私が浮気相手と内見に行くの?」って聞いたら、「もう浮気相手はお前だもん。今の本命はあっちだ」「多分、結婚はお前とするけど、今はあっちが本命だから、お前が内見をしてきてくれ」って言うんです。だから、私が内見に行きましたし、物件を何件も見て、契約のサインも書いて、鍵も受け取りに行きましたよ。
――どうして、そこまでするんですか?
三比:わからないんです。執念なのかな。やっぱり遠方から来たので、頼る人がほかにいないんですよ。でも結局、そのメイド喫茶の子とは営業の付き合いだってことがわかって、「お前しかいないよ」って彼は泣きついてきましたね。結局、復縁してしばらく付き合ったんですけど、最終的には別れました。その彼が
先ほど話したセクシー女優になったきっかけを作った元カレなんです。
◆「ダメ男養成所」と呼ばれる理由
――3人のエピソードを聞きましたけど、まだダメ男がいるんですよね。連載化したいぐらいです。三比さん自身は、ダメ男体質だと思っているんですか?
三比:「ダメ男養成所」って言われたことがあります。「製造機」じゃないんです。「製造機」だと、文字通り、何もないところからダメ男を作ってしまうんですけど、「養成所」なので、もともと素質がある人が集まってきて、そこから育てる感じですよね。
――野球でいうと素質のある人が集められる高校だ(笑)。
三比:そうです。エリート選抜です。そうして甲子園に出て、プロ野球に送り込むシステムです。
――ははは! 非常にわかりやすい。ある程度の素質がないとダメなんですね。そういう経験は現在の肥やしになってますか?
三比:なってます。なんだかんだ言って、全員のエキスが混ざって、今の私を形成しています。だから、いい男性を見極められる目は養われているんですけど、ダメ男としか付き合わなかったせいで、ダメ男しか寄って来なくなっているんです。
――引き寄せてしまうんですね。今後はダメ男に捕まらないように願っています。最後に今までの経験から、ダメ男に引っかからないためのアドバイスをお願いします。
三比:絶対に付き合うまで3か月はかけなさい。ダメ男ほど、時間をかけると自分のボロが出るので、スピードで交際を迫るんですよ。だから、絶対に引っ張って、引っ張って、最低でも3か月は寝かせて、それでも生き残った男性は大丈夫な可能性が高いです。
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浮気、借金、束縛、独特すぎる趣味……。これまで付き合ってきた男性たちとのエピソードを振り返ると、まさに「ダメ男養成所」と呼ばれるのも納得してしまうほど、強烈な話が次々と飛び出した三比さん。
しかし、波瀾万丈な恋愛経験を笑いに変えながら、そこからしっかりと学びを得ていることも確かだ。果たして次はどんな男性と出会うのか。これまでの経験を糧に、今度こそ「ダメ男養成所」を卒業できるのか。その行方にも注目したい。
【三比菜々美】
X:@mihi_nanami
<取材・文・撮影/神楽坂文人(X:@kagurazakabunji)
―[三比菜々美]―
【神楽坂文人】
世界一セクシー女優を取材しているカメラマン、ライター、インタビュアー。元成人誌編集者のため、最後の砦として活躍中。年間イベント取材数300本超え! 年間インタビュー数200本超え! バイクで都内を駆け巡り1日で複数の仕事を受けている。X(旧Twitter):@kagurazakabunji