【テニス】錦織圭「休ませてください。必ず戻ってきて何かをします」声詰まらせ家族に感謝

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2026年10月06日 17:56  日刊スポーツ

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引退セレモニーに臨む錦織圭(撮影・足立雅史)

<テニス:木下グループ・ジャパン・オープン>◇6日◇最終日◇東京・有明テニスの森公園


1日に現役最後の試合を終えた錦織圭(36=ユニクロ)の功績をたたえるセレモニーが6日、有明コロシアムで行われた。日本テニス協会から特別栄誉賞が贈られ、本人のスピーチでは時折声を詰まらせながら、家族や支えてくれた人々への感謝を伝えた。


盛田正明氏の支援で13歳から米国へ渡った日々を振り返り、「こうやって自分がトップ5に入ることができたのも、周りのサポートがあってこそ。会長含め、いろんなスタッフが力になってくれてここまで来れたので、感謝を伝えたい」と話した。


「特に両親」と来場した家族に呼びかけるように続け「お父さんは自分の趣味を全て捨ててまで、僕と公園でテニスを始めたり。お母さんはお父さんが僕に怒っている時に、裏で支えてくれたり」と、幼い頃からの支えを語った。


姉への感謝も口にした。受験勉強中に隣の部屋から音を立てて邪魔したことを明かしながら、「お姉ちゃんが最初のライバルとして引っ張ってくれたのは、今の僕のキャリアにすごく大切な時間だった」と振り返り、「あの時はすいませんでした」と謝った。


小学生の頃から「グランドスラムを取りたい、一番になりたい」という夢があった。「目標に向かって突っ走れたことが幸せだった」と、テニスに打ち込めた時間をかみしめた。「テニスが大好きですし、まだまだやりたいと正直思っていました。悔いもたくさん残っています。結果ももう少し出したかった」。率直な思いを明かし、「(車いすテニスの)国枝(慎吾)さんみたいに金メダル、グランドスラムを取りまくることはできなかったけど、すごく楽しいテニス人生を送れました」と続けた。


スピーチの終盤には「休ませてください。必ず戻ってきて何かをします」とひとまず休息を取る意向を示しながらも、「これからアジアが強くなるように、僕自身も何かできたらと思います」と、競技への思いを語った。【勝部晃多】

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