JA共済連新潟、長岡市で開催の『みんなの防災フェア2026&スマートエネルギーフェア』にブース出展 - いつか来る巨大地震に備えて

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2026年10月07日 10:01  マイナビニュース

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JA共済連新潟は9月26日〜27日、長岡市で開催された「みんなの防災フェア2026&スマートエネルギーフェア」にブースを出展し、防災・減災を呼びかけた。


○■巨大地震を疑似体験!?



ハイブ長岡で開催された、防災について楽しく学べる「みんなの防災フェア2026&スマートエネルギーフェア」。会場には、国土交通省、新潟県警察本部、長岡市消防本部をはじめ、インフラに携わる県内の企業・団体、さらには新潟工科大学、長岡工業高校による30ものブースが設置された。


JA共済連新潟のブースでは「ザブトン教授の防災教室」および「米袋でスリッパを作るワークショップ」を実施した。前者は、地震のリアルな横揺れを体験できる学習型プログラム。過去に起きた地震と、今後、起こることが想定される地震の横揺れを疑似体験できる。


地震体験メニューは全8種類から選択できる。ちなみに「阪神・淡路大震災」(震度7)をはじめ、直近の「令和6年能登半島地震」(震度6強)、新潟の人々の記憶に刻まれる「新潟県中越地震」(震度7)などはプレートがひび割れて起こる直下型地震、一方で2011年3月11日に発生した「東日本大震災」(震度6強)、近い将来に起こるとされている「南海トラフ巨大地震」(震度7)などはプレートが跳ね上がって起こる海溝型地震だが、「ザブトン教授の防災教室」では、こうした地震のタイプの違いによる揺れの違いも体感できる。


「実際には、ここに縦揺れも加わります。地震でこれだけ地面が動くと古い建物は壊れますし、避難しようにも身体がこわばって動かなくなってしまいます。本日は、それほど大きな揺れを体感していただきます」と担当者。



南海トラフ巨大地震については、以下のように解説した。「このエリアでは、平均して100〜150年に1度は地震が起こるとされています。前回は1944年(昭和19年)に巨大地震が発生しました。すでに80年以上が経過しており『いよいよ危ない』と言われています。それでは高知県高知市における揺れを再現します。地震の大きさを表すマグニチュードは9です。阪神・淡路大震災のときはマグニチュード7.3でしたが、そのときの震源を360個集めたような、とんでもない巨大地震になることが予想されています。皆さん、南海トラフ巨大地震というと津波の心配をされますが、まずはこの巨大地震が襲ってくるわけです」。


「ザブトン教授の防災教室」を体験したあとは、クイズ形式で地震の備えについて学ぶ。参加した親子は「震度5以上の地震、日本ではどのくらいの頻度で起きている?」「最近、日本国内で起きた地震において、家具の転倒などの原因でケガをした人の割合は?」といったクイズに、相談しながら回答していった。


このほか、カプセルトイを回せるコーナーも設置された。出てきた透明カプセルの中には「家族と避難場所を話し合おう」「災害時の連絡方法を決めよう」「災害用トイレを使えるようにしておこう」「実際の避難ルートを歩いてみよう」といったミッションが書かれた紙が入っている。


○■防災意識を高めるきっかけに



また、米袋でスリッパを作るワークショップが行われた。新潟県は日本一の米どころ。どの家庭にもある空の米袋を使えば、被災地で履けるスリッパが簡単に作れるというのは、実用的でエコなアイデアと言える。


折って、広げて、重ねて、折って…。担当者の説明にしたがって、ものの数分でスリッパが完成した。「ガラスの散乱した部屋を歩くときにも、避難所でスリッパが足りないときにも使えます」と担当者。米袋だけでも丈夫だが、必要に応じて底をガムテープで補強すると良いとのこと。参加した子どもからは「思ったより簡単だった」「おうちでも作ってみたい」といった声が聞かれた。


最後に、JA共済連新潟の山中保氏に話を聞いた。子ども向けのアトラクションも多く、家族連れでにぎわった今回の「みんなの防災フェア2026&スマートエネルギーフェア」。山中氏は「このブースで経験したことを各々、ご家庭に持ち帰っていただいて、あらためて防災について考えてもらえたら嬉しいですね」と期待を寄せる。



「いつか巨大地震が来るんだ、と皆さん頭では理解していると思うんです。でも実際に自分の身体で強い揺れを体感することで、巨大地震を自分ごととして捉えられるようになります。この機会に『大きな地震が起きたらどうやって連絡をとろうか』などと、家族で約束事を話し合っていただけたら」と山中氏。今後の活動については「JA共済連新潟では、防災・減災支援のほか、交通安全、子育て支援を三本柱として、これからも地域の皆さんに安全・安心をお届けしていきます」と話していた。



近藤謙太郎 こんどうけんたろう 1977年生まれ、早稲田大学卒業。出版社勤務を経て、フリーランスとして独立。通信業界やデジタル業界を中心に活動しており、最近はスポーツ分野やヘルスケア分野にも出没するように。日本各地、遠方の取材も大好き。趣味はカメラ、旅行、楽器の演奏など。動画の撮影と編集も楽しくなってきた。 この著者の記事一覧はこちら(近藤謙太郎)

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