2023Jリーグアウォーズが5日に開催され、今シーズンのJリーグベストイレブンに輝いた11名の選手が発表された。
Jリーグ参入27年目にして、史上11クラブ目となる明治安田生命J1リーグ優勝を果たしたヴィッセル神戸からは、最多タイとなる4名が選出。全34試合の出場で22ゴールを挙げて得点王に輝いたFW大迫勇也を筆頭に、DF酒井高徳、MF山口蛍、FW武藤嘉紀がベストイレブン入りを果たした。酒井は初受賞、山口は6年ぶり3度目、大迫は10年ぶり2度目、武藤は9年ぶり2度目の受賞となっている。
神戸と並び、最多4名が選ばれたのは浦和レッズ。リーグ最少の失点数「27」に貢献したGK西川周作が7年ぶり6度目の受賞を果たしており、西川とともに“鉄壁のセンターライン”を構築したDFアレクサンダー・ショルツ、DFマリウス・ホイブラーテンが初の栄誉に輝いた。日本代表としても活躍するMF伊藤敦樹も初受賞を果たしている。
神戸に次ぐ2位で終えた横浜F・マリノスからは、22ゴールを挙げて大迫とともに得点王に輝いたFWアンデルソン・ロペスがベストイレブン入り。飛躍の1年を過ごしたセレッソ大阪のDF毎熊晟矢も初の受賞となっている。また、川崎フロンターレのMF脇坂泰斗は今年のベストイレブンの中で唯一の連続受賞を果たした。
今シーズンのベストイレブンは下記の通り。
■2023シーズン Jリーグベストイレブン
▼GK
西川周作(浦和レッズ)/34試合出場/7年ぶり6度目
▼DF
アレクサンダー・ショルツ(浦和レッズ)/34試合出場7得点/初受賞
マリウス・ホイブラーテン(浦和レッズ)/33試合出場1得点/初受賞
毎熊晟矢(セレッソ大阪)/31試合出場1得点/初受賞
酒井高徳(ヴィッセル神戸)/29試合出場2得点/初受賞
▼MF
伊藤敦樹(浦和レッズ)/33試合出場2得点/初受賞
脇坂泰斗(川崎フロンターレ)30試合出場9得点/3年連続3度目
山口蛍(ヴィッセル神戸)/32試合出場4得点/6年ぶり3度目
▼FW
アンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス)/34試合出場22得点/初受賞
大迫勇也(ヴィッセル神戸)/34試合出場22得点/10年ぶり2度目
武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)/34試合出場10得点/9年ぶり2度目