ヤクルトの村上宗隆が20日の中日戦(神宮)で、2打席連続本塁打を放ち、4年連続30号を達成した。
2点ビハインドの6回無死一塁の場面で、中日・先発の小笠原慎之介が投じた6球目の変化球を上手くすくい上げ、右翼席中段に29号2ラン、さらには3点を追う8回には、4番手・清水達也が投じたフォークを振り抜き、左翼スタンドへ30号2ランを放ち、4年連続での30本塁打を達成した。
試合には敗れたものの、29号・30号と2打席連続本塁打を放った村上について、20日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の笘篠賢治氏は「4年連続の30本は凄い記録ですよ。前半戦は打率も上がらず、好不調の波が目立っているようにも感じましたけど、結果的にはしっかりと貢献してくれるバッティングをしてるんですよね」と称賛。
同番組に出演した五十嵐亮太氏は「最近、本人に話を聞いたんですけど、『スイング自体は非常に強くなっている、それをボールに合わせられるかの微調整ができれば結果は残る』と話していたので、ここ数試合は合い始めたのかな思います」とコメントした。
最後に番組MCの谷繁元信氏は「やっぱり2022年の成績が強烈過ぎて、ちょっと物足りなく感じちゃうんですけど、全然そんなことないんですよね」と改めて投高打低と言われるNPBで、4年連続30本塁打を放つ凄さについて言及した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』