バスケットボールの世界最高峰NBAで、2010−11年シーズンに最年少MVPを戴冠したデリック・ローズ(35)が26日、インスタグラムで現役引退を発表した。
NBAジャパンのインスタグラムでも伝えられ「とっても大好きな選手だから凄いショックだけど、これからのローズも応援します」「初めて好きになった選手」など、バラの絵文字とともに惜別のメッセージが寄せられている。
イリノイ州シカゴ出身。メンフィス大から08年のドラフト全体1位指名で地元のブルズに入団した。1年目に新人王。2年目にオールスター出場。3年目の10−11年に平均25・0得点、7・7アシストの活躍で史上最年少となるMVPに22歳で選ばれた。
翌12年のプレーオフ1回戦で左膝の前十字靭帯(じんたい)を断裂。復帰した2シーズン後には右膝の半月板を断裂し、残りのシーズンを全休していた。その後も大けがが相次いだ。15年にも右膝半月板を部分断裂。17年には反対の左膝半月板を断裂した。
それでも、ミネソタ・ティンバーウルブズ時代の18年10月にはキャリアハイの50得点をマークするなど復活。不死鳥ぶりを見せつけて感動を呼んでいた。
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メンフィス・グリズリーズが最後の球団に。グリズリーズとは、日本代表PG河村勇輝がエグジビット10契約を結んでいる。
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