ジャイアントパンダ「リーリー」と「シンシン」最後の観覧日 「これが最高の最後のツーショット」別れ惜しみ、多くの人が来園　東京・上野動物園

東京・上野動物園のジャイアントパンダ「リーリー」と「シンシン」が、あす、中国に返還されます。最後の観覧日となったきょうは、朝から多くの人が訪れています。

記者
「開園30分前ですが、最後にパンダを一目見ようと、長い行列ができています」

集まったファンに竹の葉を食べる姿を見せた「リーリー」と「シンシン」。2011年から上野動物園で暮らしてきましたが、2頭はいずれも19歳と高齢で、去年9月から高血圧の治療を続けてきました。

ファン
「これが最高の最後のツーショット。癒やしと笑いを届けてくれる最高の2頭です」
「もうありがとうしかない、日本にきてくれたことをありがとうと、同じ時代に生まれたことに感謝しかない」

「リーリー」と「シンシン」はあす、生まれ育った中国に戻り、治療を続ける予定です。