【フィギュア】織田信成、西日本Vで11年ぶり全日本出場 少林寺拳法に取り組む長男と励まし合い

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2024年11月04日 01:00  日刊スポーツ

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西日本フィギュアスケート選手権男子フリーで演技を行う織田信成(撮影・前岡正明)

<フィギュアスケート:西日本選手権>◇3日◇第2日◇愛知・日本ガイシアリーナ◇男子フリー



ショートプログラム(SP)首位の織田信成(37=大阪スケート倶楽部)が、フリー146・08点の合計228・12点で優勝し、11年ぶりとなる全日本選手権(12月19〜22日、大阪)進出を決めた。「すごくうれしい。地元大阪(開催)なので、今回の演技よりもさらにグレードアップした演技を目指したい」。今季のこだわりのSP「マツケンサンバ」を全日本で披露することが決まり「大阪のノリというか。フィギュアスケートって笑顔になれるんだよと皆さんに感じてもらえたら」と胸を膨らませた。


ノリのいいSPとはうってかわって、フリーは情感漂う「Angels」。静かなプログラムも乗りこなし、4回転トーループなど、7本すべてのジャンプを着氷。2位の片伊勢武アミンに合計で21・67点差をつけて、大会を制した。


この日、少林寺拳法の試合に出場した長男とは「頑張ってね」と励まし合い、家を出た。その長男は銀メダルに輝き「銀メダルの写真を送ってくれたので、僕も金メダル取れたので、今からすぐ金メダルの写真を送ってあげたい」と優しい笑みを浮かべた。

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