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<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯>◇8日◇東京・代々木第一体育館◇女子ショートプログラム(SP)
日本勢が上位を独占した。
世界選手権3連覇中の坂本花織(24=シスメックス)が今季世界最高の78・93点で首位発進を決めた。
冒頭で幅のあるダブルアクセル(2回転半)を降りると、続く3回転ルッツも危なげなく着氷。スピンの後に組み込む後半のフリップ−トーループの連続3回転ジャンプも降りた。フィニッシュすると、深くうなずいた。
「会場に入る前から緊張していた」と明かし、手の震えにより「メークするのに支障が出るくらい」だったという。それでも好調の日本勢の活躍にも背中を押され「みんなに励まされてパワーをもらえた」と力とした。
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昨季の4大陸選手権王者の千葉百音(19=木下アカデミー)が71・69点で2位発進。前回大会5位の青木祐奈(22=MFアカデミー)は自己ベストの69・78点で3位につけた。
男子SPも同日に行われ、鍵山優真(21=オリエンタルバイオ/中京大)が105・70点で首位発進。三浦佳生(19=オリエンタルバイオ/明治大)は、今季世界3位となる102・96点で2位、2年連続出場の壷井達也(21=シスメックス)も自己ベストの85・02点で3位につけており、男女ともに日本勢が1〜3位を独占した。
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