イスラエル・ネタニヤフ首相の私邸に閃光弾2発、首相は不在でけが人なし 地元当局が捜査開始

イスラエルで、ネタニヤフ首相の私邸に閃光弾2発が発射される事件がありました。当時、ネタニヤフ氏や家族は不在で、けが人はいませんでしたが、地元当局が捜査を始めました。

イスラエルの情報機関などによりますと、16日、北部カイサリアにあるネタニヤフ首相の私邸に閃光弾2発が発射されたということです。いずれも庭に落下しましたが、当時、ネタニヤフ氏や家族は不在で、けが人はいませんでした。

現在までに犯行声明などは出されておらず、地元当局が捜査しています。

イスラエルのヘルツォグ大統領は「極めて重大、かつ危険な事件だ」などと非難したうえで、「早期に調査して対処することを緊急に求めた」などとする声明を出しました。

ネタニヤフ氏の私邸には、先月も隣国レバノンから侵入したドローン1機が衝突し、イスラエルは交戦を続けるイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」による暗殺計画だとして非難していました。