今年8月、東京・千代田区にある靖国神社の石柱に落書きをした疑いが強まったとして、警視庁が中国籍の10代の少年の逮捕状を取ったことがわかりました。
この事件は今年8月19日未明、千代田区にある靖国神社の石柱に、中国語で「トイレ」などと落書きされているのが見つかったものです。
その後の捜査関係者への取材で、中国籍の10代の少年が落書きをした疑いが強まったとして、警視庁が器物損壊と礼拝所不敬の疑いで少年の逮捕状を取ったことがわかりました。
捜査関係者によりますと、神社の防犯カメラには、少年が石柱の台座部分にのぼる様子が写っていたということです。
少年は事件後に歩いて宿泊先の新宿区のホテルに移動していて、犯行翌日の19日に香港の空港へ出国しました。
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警視庁は少年が1人で犯行に及んだとみて調べています。