歴史的な円安などを背景に年始を彩る縁起物の「おせち」も値上がりです。ただ、節約志向から価格を据え置くものも多く、値上げ幅の平均はこの3年で最も小さくなっています。
帝国データバンクによりますと、110社の3段おせちの平均価格は2万7826円で、去年に比べておよそ1.3%、金額で360円値上がりしました。
去年よりも「ぶり」が20%、「たい」と「たこ」は10%上昇したほか、円安の影響で輸入牛肉も価格が上がっています。
一方、豊漁の「いせえび」や「ずわいがに」など、去年よりも値下がりした食材もあり、節約志向からおせち全体の値上げ幅はおととし以降で最小で、価格の据え置きが目立つとしています。
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