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薬品メーカーの「ツムラ」は11月28日、29日から東京・原宿「WITH HARAJUKU」で開催予定のイベント「ちょっと生理いま邪魔しないでよプリ」の中止を発表しました。同イベントは発表時に、SNSを中心に物議をかもしていました。
●SNSで物議をかもしたイベント
同イベントの情報は25日にリリース。生理痛・PMSなどの症状による「頭痛」「イライラ」「腹痛」などのつらさをキャラクターにし、撮影時に一緒に写り込むプリ機が設置され、“生理痛の理解を深めるため”のイベントと発表していました。また、イメージキャラクターとして、俳優の齊藤なぎささんが起用されていました。
イベントが発表されると、SNS上では「えええ…こんなプリ機嫌だよ…」「誰が望んでるのw」「こんなの余計なお世話だよ……」「理解に苦しむイベント」「バカにしてるとしか思えない」「これやったからって何も解決しないんだけど」「野外のイベントらしいから警備体制はどうなっているんだろう」など物議をかもしていました。
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●イベント前日に中止を発表
この日、公式サイトでは、「ツムラ #OneMoreChoice プロジェクト『ちょっと生理いま邪魔しないでよプリ』ポップアップイベント開催中止のお知らせとお詫び」と題し、「生理痛やPMSに対するご自身の経験を踏まえたお声や、企画に対するご意見を頂戴し、協議の上、中止する判断に至りました」と中止を発表しました。
続けて「ご出演者に関して、ご負担をおかけいたしました。また、イベント参加を予定していただいていた皆様、ご協力をいただいておりました関係各所にご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。今後も皆さまからいただいたご意見を活かし、#OneMoreChoice プロジェクトの活動を続けてまいります」としています。
●事務局に取材
なお、ねとらぼ編集部が同プロジェクトの広報事務局に取材したところ、事務局は「SNS上でのご意見は拝見し、今後の#OneMoreChoice プロジェクトを継続していく中で活かしていきたいと考えております」と回答。懸念の声が多くみられた警備体制については「当日の安全配慮として、警備員の常駐を手配しておりました」と説明していました(いずれも回答は27日時点のもの)。
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