年賀状を求め、郵便局に行列ができた光景も今は昔…。SNS時代、若者たちにはそれぞれの“新年のご挨拶”のやり方があるようです。
【写真を見る】Z世代は“動く年賀状”でご挨拶…1年の思い出を「動画でまとめる」神アプリとは?【THE TIME,】
年賀状を出さない“新年の挨拶”あなたは2025年の年賀状、どうします?
40代女性:
「2〜3年前から出していない。1か月前から写真を選抜して、そのための写真を撮って構成考えて。そういうの今考えると手間だなと」
50代女性:
「郵便料金上がりますよね。結構大変だなって、お金かかりますから」
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確かに、年賀はがきは63円から85円に値上げ。たくさん枚数を書く人は年賀状から遠ざかるきっかけになるという声も。
若い世代に聞いてみても、年賀状を書く人は少数派で、新年の挨拶は「LINE」や「インスタグラム」で個別にメッセージを送るのが主流なようです。
中には、1回の投稿で済ませてしまうという人も。
20代女性:
「1個1個LINE送るの面倒くさがり屋なので、インスタでやれば自分が関わってる人たちが見ているからまとめてやっちゃいたい。網羅できるから大衆に(笑)」
20代女性:
「インスタで朝日とかと一緒に、『2025!スタート!』みたいな。これがご挨拶」
もはや若者の間で、年賀状文化は廃れてしまったのかと思いきや、若者文化に詳しい専門家は「“年賀状的なるモノ”を求めている気持ちは変わっていない」と話します。
『芝浦工業大学』デザイン工学部 原田曜平教授:
「年賀状でも昔は、去年の家族の思い出をいっぱい載せて出すのがあった。これがデジタル版でも再現されていて、友達や知り合いに『こんな1年を過ごしたんだよ』というのは言いたい。だから本質は変わっていないというのが面白いところ」
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1年の思い出を“動画でまとめる”若者も続出中なんです。
「流行ってる、1年間のまとめのダーッて写真をいっぱい載せるCapCut」(10代女性)
「動画編集といえば、みたいな」(20代女性)
そう、多くの人が使っていたのが動画編集アプリ『CapCut(キャップカット)』。
無料でダウンロードできて、スマホで簡単に動画が作れちゃうとのことですが、一体どんな動画が作れるのか?
THE TIME,マーケティング部の原千晶部員(35)が挑戦してみました!
アプリを開いたら、まずはベースとなるテンプレートを選択。
それぞれのテンプレートには、写真や動画の表示の仕方や、音楽などがあらかじめ設定されているので、お好みのものをチョイス。
あとは、使いたい写真や動画を選択するだけ!ちなみに大量に写真や動画を使うのが最近の流行とのこと。
原部員も、ロケ先で撮影した写真や動画から、1年を振り返りながら選んでいきます。
原部員:
「70枚も選べるの!?うわ悩んじゃう。こうやって見ると、本当にいろんな場所に行っていますね」
写真や動画を選んだら、表示するスタンプを決定。音楽も簡単に変更できます。
これで完成!
原部員が作った15秒ほどの動画を再生すると…
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原部員:
「おしゃれな音楽も流れてきますね。あー、どんどん写真が変わっていきます。すごい!」
選んだ動画や写真が、BGM付でパカパカと超高速で表示され、あっという間に1年の振り返りが完了しました。
原部員:
「いいですね〜。写真選んだだけなのに、こんなにおしゃれに1年間を振り返られるって」
サクッとオシャレな“新年のご挨拶動画”が作れちゃう、CapCut(キャップカット)。
櫻坂46の松田里奈さんは、「名前は聞いたことはあるけど、使ったことはまだない」とのこと。
一方、安住紳一郎アナは名前すら知らなかったようで、真顔で「キャップカット?うん、キットカットなら知ってるけど」と“親父ギャグ”。
笑い崩れる江藤愛アナから「全然違います!」、松田さんからも「確かに韻は、似ているけど」とツッコまれた安住アナは、うっすら笑みで「言わなきゃよかった」と返しスタジオを笑わせた。
(THE TIME,2024年11月21日放送より)