パリ五輪・パラ選手が東京・日本橋で感謝イベント　阿部一二三、江村美咲、杉浦佳子ら100人強の選手が参加

　パリ五輪・パラ日本選手団が30日、東京・日本橋で開催された「パリ 2024 オリンピック・パラリンピック TEAM JAPAN 応援感謝イベント Supported by 三井不動産」のパレードに参加した。

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　体操男子団体総合の萱和磨、スケートボード女子ストリートの吉沢恋、柔道男子66キロ級の阿部一二三、バドミントン女子シングルス（車いすWH1）の里見紗李奈、女子個人ロードレース（C1-3）の杉浦佳子、水泳男子50メートル自由形（S11）の木村敬一をはじめ、100人を超えるパリ五輪・パラ日本選手が参加。コレド室町を出発し、日本橋中央通りを約700メートルにわたってパレード。沿道に詰めかけた約1万人のファンに対して、感謝を伝えた。

　パレードを終えた後は、一部の選手が囲み取材に応対。萱は今年元日に発生した能登半島地震と、自身も体験した東日本大震災での恐怖に触れ、「元気付けることができるのはスポート、オリンピックのすごさ。オリンピックでいろんな人に夢を与えられたなら、この上ないうれしさだなって思います」と笑顔を見せた。各選手がメダル獲得の喜び、金ではなかった悔しさなどそれぞれに振り返りつつ、ファンをはじめ関係者への感謝を口にしていた。

　パリオリンピックは7月26日から8月11日まで開催され、海外開催の五輪では史上最多となる金メダル20個を獲得。銀12個と銅13個を加えて総数は45個となった。パリパラリンピックは8月28日から9月8日まで開かれ、金14個、銀10個、銅17個のメダルを獲得した。