資産家男性死亡、検察側控訴=無罪判決に不服―和歌山地検

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2024年12月24日 17:31  時事通信社

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時事通信社

和歌山地検が入る和歌山地方合同庁舎=和歌山市
 和歌山県田辺市で2018年5月、「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家の会社経営野崎幸助さん=当時(77)=が死亡したことを巡り、和歌山地検は24日、殺人などの罪に問われた元妻の須藤早貴被告(28)を無罪とした和歌山地裁の裁判員裁判判決を不服として、大阪高裁に控訴した。地検は控訴の具体的な理由は明らかにしていない。

 検察側は財産目当てで結婚した被告が、巨額の遺産を得るために覚醒剤を摂取させて殺害したと主張していたが、地裁は12日の判決で、「被告が野崎さんに覚醒剤を摂取させて殺害したことについては合理的な疑いが残る」と判断。被告側は初公判で起訴内容を否認し、一貫して無罪を主張していた。 

このニュースに関するつぶやき

  • 検察の控訴を認めぬ法律にせよ。検察というのは国だ、国家だ。検察が相手にするその多くは個人だ、たった一人の人間だ。この絶対的な力の不均衡にも拘らず検察が負けたのなら、そこで決着とすべきだ。
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