青森山田が初戦敗退、連覇の夢潰える…高川学園が“トルメンタ”&PKで2ゴール奪い3回戦へ

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2024年12月31日 14:10  サッカーキング

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高川学園が“前回王者”青森山田を破り3回戦へ! [写真]=須田康暉
 第103回全国高校サッカー選手権大会・2回戦が31日に行われ、青森山田(青森県)と高川学園(山口県)が対戦した。

 “冬の風物詩”でもある高校サッカーは大会3日目の2回戦に突入し、いよいよ前回王者の青森山田が登場。28年連続30回目の出場にして、未だかつてどのチームを成し遂げていない大会連覇を目指す。対するは6年連続30回目の出場となる高川学園。全国常連校同士の対戦はどちらに軍配が上がるだろうか。

 試合は両チームがロングボールを蹴り合う展開となり、セカンドボールを巡る激しい球際の攻防が続く。序盤は青森山田が敵陣ゴールに迫るシーンを作るが、高川学園も次第にボールを保持する時間を増やし、前半の中盤にかけては主導権を握る。28分、青森山田はセットプレーからチャンスを創出。左サイドのショートコーナーに主将の小沼蒼珠が飛び込んだが、ヘディングシュートは枠を外れた。

 一方の高川学園は37分、右サイドを独力で突破した中津海蓮恩のクロスに細見颯斗が走り込んだがシュートは放てず。その直後には田坂大知が左サイドから切り込んでボックス内へ侵入したが、ここも青森山田の堅守に阻まれた。前半は互いに決定機を作れぬままスコアレスで終了する。

 後半開始早々42分、青森山田は中盤で細かくパスを繋ぎ右サイドのスペースへ展開すると、別府育真が深い切り返しから左足でシュートを放つ。しかし、狙い澄ましたシュートは惜しくも左ポストを叩き先制点とはならない。一方の高川学園は47分、右CKを獲得すると、ゴール前の選手が手を繋いで回転する“トルメンタ”からチャンスを創出。最後はファーサイドからの折り返しを大森風牙が頭で押し込みネットを揺らした。

 1点ビハインドとなった青森山田は攻勢を強めるも、高川学園の球際の強さと統率された守備に苦戦し、なかなかバイタルエリアに割って入ることができない。すると72分、左から仕掛けた行友祐翔がボックス内で倒され高川学園がPKを獲得。これを大森が冷静に沈めてリードを2点に広げた。青森山田は76分、川口遼己の突破から麓萊凜が押し込み1点を返すが反撃もそこまで。逃げ切った高川学園が初戦を突破した。

 勝利した高川学園は1月2日に行われる3回戦で静岡学園(静岡県)と対戦する。

【スコア】
青森山田 1−2 高川学園

【得点者】
0−1 47分 大森風牙(高川学園)
0−2 73分 大森風牙(PK/高川学園)
1−2 76分 麓萊凜(青森山田)


【ゴール動画】高川学園が“必殺技”トルメンタから先制点!
◥◣ GOAL ◢◤#高川学園、トルメンタからのセットプレー!⚽

【2回戦】第1試合#青森山田(青森) vs #高川学園(山口)

試合はTVer・SPORTS BULLでLIVE配信中📶⚡
いますぐチェック!
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📶SPORTS BULLhttps://t.co/PRH941zsC5#高校サッカー pic.twitter.com/GggPGNWwUi— 高校サッカー日テレ公式 (@ntv_hss) December 31, 2024

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  • なかなか静学VS山田が実現しないな������������ӻ�����
    • イイネ!1
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