避難所で年越し 1年を締めくくる能登豪雨の被災者ら 石川・珠洲

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2024年12月31日 20:59  毎日新聞

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毎日新聞

避難所で刺し身やカップ麺などを食べながら大みそかの夜を過ごす能登豪雨の被災者=石川県珠洲市で2024年12月31日午後5時26分、阿部弘賢撮影

 大みそかの31日、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県珠洲(すず)市では、9月21日に発生した能登豪雨の被災者らが避難所で年を越す。近くのスーパーで購入したおかずやインスタント麺などを食べたり、世間話をしたりしながら、多難な1年を締めくくる。


 県によると、12月27日現在、豪雨の被災者は同県輪島市で194人、珠洲市で9人が避難所に身を寄せている。


 珠洲市の生涯学習センターに設けられている避難所では、4人が年末年始を避難所から離れて過ごすため、残った5人での年越しとなった。被災者らはスーパーでスズキの刺し身や煮物などを購入し、「大みそかだし、奮発した。おいしいわ」。インスタント麺のそばを食べて笑顔を見せた。


 東長一(ちょういち)さん(67)は自宅の裏山が崩れ、家の中まで土砂が流れ込んだ。仮設住宅への入居を申し込んだが、完成は2025年2月下旬になる見込み。「地震や水害でもっと大変な方もいる。ここにいられるだけでありがたい」と話した。【阿部弘賢】



このニュースに関するつぶやき

  • 石川県知事、馳浩が。金がない人だーと言った「避難所の方々」ですね
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