田中碧のリーズ初得点は“豪快ミドル”！　チームは一時逆転も終盤の2失点で3−3ドロー

　チャンピオンシップ（イングランド2部）第26節が4日に行われ、リーズに所属する日本代表MF田中碧が加入後初ゴールをマークした。

　ここまで25試合を消化したリーグ戦で15勝7分3敗を記録し、勝ち点「52」の首位に立つリーズ。開幕から好調を維持する同クラブは、公式戦7試合無敗のなかで今節を迎えた。降格圏に沈むハル・シティとの一戦に田中は先発出場。今季から加入した新天地で定位置を掴んだ日本代表MFは、チームを2試合ぶりの白星に導けるだろうか。

　試合は開始早々の5分にハル・シティが先制したものの、ハーフタイム明け直後の46分に田中が結果を残す。ボックス左角でボールを持ったマノル・ソロモンがマイナスにパスを出すと、田中がペナルティエリア手前で思い切りよく右足を一閃。強烈なミドルシュートがゴール右上に吸い込まれ、豪快な“ゴラッソ”で同点弾をマークした。なお、田中にとってはリーズでの加入後初得点となっている。

　その後、62分に逆転したリーズは72分にも追加点を獲得。しかし、終盤に連続で被弾を喫してしまい、3−3でタイムアップを迎えた。白星を逃したリーズだったが、バーンリーとシェフィールド・ユナイテッドを1ポイント差で上回りながら首位をキープ。次節は19日に行われ、リーズはFAカップを挟んでホームにシェフィールド・ウェンズデイを迎え撃つ。

【スコア】
ハル・シティ　3−3　リーズ

【得点者】
1−0　5分　アブ・カマラ（ハル・シティ）
1−1　46分　田中碧（リーズ）
1−2　62分　ダニエル・ジェームズ（リーズ）
1−3　72分　ヨエル・ピロー（リーズ）
2−3　81分　ジョアン・ペドロ（ハル・シティ）
3−3　89分　アブ・カマラ（ハル・シティ）