精華大生殺害から18年=現場で法要、情報提供呼び掛け―京都

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2025年01月15日 19:31  時事通信社

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時事通信社

京都精華大生が殺害された事件から18年となり、発生現場で手を合わせる千葉大作さんの母淳子さん=15日午後、京都市左京区
 京都市左京区の路上で京都精華大マンガ学部1年の千葉大作さん=当時(20)=が刺殺された事件は15日、未解決のまま発生から18年を迎えた。現場では法要が営まれ、遺族らはその後、繁華街で通行人に情報提供を呼び掛けた。

 事件は2007年1月15日午後7時45分ごろ発生。京都府警によると、犯人は当時20〜30歳、身長170〜180センチのやや痩せ形の男で、黒のジャンパーに黒いズボン姿だったとみられる。

 府警は昨年、先のとがった片刃の刃物が凶器だったと発表。刃の長さは推定約10〜14センチ、幅約1〜2センチで、犯人は常に携帯していた可能性があるという。

 法要には、千葉さんの母淳子さん(65)や兄弟らが参列した。淳子さんはその後、四条河原町交差点に移動し、犯人の特徴を記した広報紙入りのポケットティッシュなどを配布。「犯人の罪は、残った者にとっても、ずっと続いていることを知らなければなりません」と訴えた。 

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