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南海トラフ地震がいつ発生しても不思議ではないとされています。身を守るためには事前に正しい知識を身につけ、緊急時には状況に応じた適切な行動をとることが不可欠。
静岡県の楽器メーカー「株式会社河合楽器製作所」のカワイピアノ公式Xアカウントは、地震発生時には「ピアノの下に決して潜らないように」と注意を呼びかけています。
この投稿が行われたのは1月17日、阪神・淡路大震災から30年が経った日でした。
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カワイピアノの公式Xアカウントは「改めて大事なお願いを皆様に……」と綴り、一見安全そうに見えるピアノの下だけれども「大変重量があり危険です」と警告しました。
河合楽器製作所の担当者によれば、こうした注意喚起は今回に限らず過去にも能登半島地震の後に行っていたとのこと。今回は南海トラフ地震の危険性が高まっていることや、阪神・淡路大震災から30年を迎えたことから、防災への関心が高まっていることを受けて投稿を行ったとしています。
河合楽器製作所では災害時に備えて、ピアノの「安全性を高める」ための様々な取り組みを行っています。例えば、ピアノの移動を防止する器具などの取り扱い。しかし、どんなに万全の対策を講じても、地震の揺れは予測不可能。ピアノのそばを離れ、安全な場所に避難することが最も重要です。
そして、今回のように「安全な使用」のための取り組みも積極的に実施。もし対策方法が分からないなどあれば、最寄りの直営店やSNSを通じて気軽に相談して欲しいとのことでした。
多くの人が大きな地震に備えてさまざまな防災対策を講じていることでしょう。しかしピアノに関しては、「意識していなかった」という方もいるのでは?ピアノをお持ちの方は、いま一度自分のピアノの置き場所や状況を見直してみてください。
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<記事化協力>
カワイピアノ公式X(@Kawai_Japan)
(佐藤圭亮)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 佐藤圭亮 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025012206.html
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