バレーボールパリ五輪代表の高橋藍(23)が、サントリーサンバーズ大阪と契約を更新したことを発表した。
高橋は21年東京五輪を経て3季イタリア1部セリエAでプレーした経験を持つ。海外クラブからのオファーも受けていたが「まだ数カ月だけど、SVリーグを経験して、イタリアとは違ったレベルの高さを感じた。この中でもっともっと成長していけるんじゃないか」と国内にとどまることを決断。「日本はイタリアに比べて高さ、パワーは(イタリアに)劣るけど、ディフェンスだったりシステム、選手のテクニック、精度の高さは日本の方がレベルの高さを感じる」と日本バレーの強さを実感し「1シーズンだけでは得られないものもある。コンディションのコントロールも日本の方がやりやすい」と契約更新した理由を明かした。
また、所属するサントリーはこの日、イタリア1部セリエAペルージャとパートナーシップ契約合意にいたったことを発表。イタリア、日本とそれぞれでエキシビションマッチも予定されており「自分自身(セリエAで)ペルージャに勝てなかった。日本の精度の高いバレーがペルージャにどう戦っていけるか、想像できない。リーグのレベルの高さを証明できるいい機会。すごく楽しみ」と石川祐希擁する強豪との対戦を待ちわびた。
エキシビションマッチ日本開催は10月7、8日、東京・有明アリーナで行われる予定。【竹本穂乃加】
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