【写真】迫力満点! 大水槽の完成イメージ
■生き物の生息環境ごとに分けて展開
今回施設計画が決定した水族館は、“生きものの世界を人が訪れ、同じ時間を共に過ごす”をテーマに、大自然の海中環境を再現し、生命の源である水が多摩川から海、浅瀬から深い海へとつながっていくストーリーを展開する地下1階地上3階建ての施設。
エントランスを入った先では、遊園地に隣接するフラワーパーク“HANA・BIYORI(はなびより)”で繁殖したコツメカワウソがお出迎え。見応え十分の30mの淡水水槽を眺めながらスロープを上ると「多摩川エリア」となり、ここから関東最大級となる1300トンの水量を誇る大水槽が登場する。
“サンゴ礁”がテーマの大水槽は、浜辺から奥行30mの海水面に潜っていくように歩きながら徐々に海の世界に入っていく構成。大水槽の中に設けられる水中回廊は360度スケルトンのトンネルになっており、美しいサンゴ礁の海を泳ぐカラフルな魚たちをさまざまな角度から眺めながら、深い海の中を歩くような没入感が楽しめる。
さらに、よみうりランドから移住したアシカがのんびりと暮らす様子を観察できる「アシカ・ペンギンエリア」が用意されるほか、日本で初めて公開されたシーラカンスの標本が見られる「深海・太古エリア」や、幻想的な「クラゲエリア」、年間を通じてさまざまなイベントが行われる「企画展示ホール」なども併設される。
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