トヨタ、進化型『GRカローラ』発売　“モリゾウ”からのフィードバックをもとに改良　568万円から

　TOYOTA GAZOO Racingは4日、公式サイトで、モータースポーツ参戦からの学びを生かして進化した『GRカローラ』を発表した。同日から注文を受け付け、3月3日より発売する。

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　同モデルは、昨年8月2日に米国で発表した進化型『GRカローラ』の日本仕様車。スーパー耐久シリーズなどのモータースポーツに参戦する中で得た学びを生かし、高速コーナーでの旋回性能、加速性能や冷却性能などを改良。進化型『GRヤリス』にも採用した新開発8速ATのGAZOO Racing Direct Automatic Transmissionを追加設定し、プロドライバー、評価ドライバー、そしてマスタードライバーのモリゾウからのフィードバックをもとに、限界領域および日常使いにおいてもずっと乗っていたくなる野性味を追求したモデルとなっている。

　日本仕様車には、よりスポーティで上質感のある内装にこだわった「SPORT Package」をメーカーパッケージオプションで設定。また、国内のサービス対象サーキット・施設において、アンチラグ制御の追加やスピードリミッター上限速度の引き上げなど、クルマのポテンシャルを引き出す機能が有効となるサービスとして「サーキットモード」を設定。GPSによる位置判定および専用アプリ上での操作により、シフトタイミングやエンジン回転数を直感的に示す専用メーター表示に切り替わり、サーキットモードが利用可能となる。ほか、アップグレード用の部品セットも同時に発表された。

■『GRカローラ』メーカー希望小売価格
RZ　598万円（GR-DAT（8AT））／568万円（6MT（4WD））