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<フィギュアスケート:冬季アジア大会>◇13日◇中国・ハルビン◇女子フリー
【ハルビン(中国)=竹本穂乃加】ショートプログラム(SP)首位の坂本花織(24=シスメックス)が、日本女子5人目の金メダルを逃した。
フリー136・87点の合計211・90点で銀メダル。演技後半の3回転フリップで転倒し、最後の3回転ループに2回転トーループをつけた。それでもSP2位で合計219・44点と躍進したキム・チェヨン(韓国)に届かず「優勝は狙っていたので、もちろん悔しいんですけれど、この失敗がしっかりと次に生かされたらいいなと思います」と前向きに捉えた。
日本から小沢樹里、荒川静香、中野友加里、村上佳菜子に続く女王誕生とはならなかった。
8年前の“忘れ物”となったタイトルが懸かっていた。17年に札幌で開催された前回大会。故障で欠場となった宮原知子に代わって出場予定だったが、インフルエンザで欠場。会場入り後のアクシデントだった。選手の補充はされず、日本女子はメダルなし。前日12日のSP後には「すごく悔しかったので、今年はアジア大会があると聞いて『絶対にリベンジしたい』という気持ちで臨みました」と心境を明かした。
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3月24〜30日には米ボストンで4連覇が懸かる世界選手権に臨む。
「この期間を無駄にしないように、練習をしっかり積めたらと思います」
中国の地で見つけた課題を、大舞台へとつなげていく。
SP3位の吉田陽菜(木下アカデミー)は合計205・20点で3位となった。
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