大谷翔平 ドッキリ大成功！ ロバーツ監督は「ショウヘイ、やってくれたな」 ミニカーから子供用のポルシェに昇格

ドジャースバッテリー組のキャンプは日本時間17日、5日目を迎えた。前日、左肩手術後、初ブルペンで合計18球のピッチングを行った大谷翔平（30）は軽めのメニューとなった。

ウォーミングアップゾーンに姿を見せた大谷は、重さの違うメディシンボールを使って壁当て。肩の張りも感じさせず、時には力を入れて行っていた。翌日の反動もあまりなく、ピッチングフォームのスタンスを確認しながらトレーニングしていた。その後はバットを持って約40分間打撃練習を行い、軽めのメニューで引き上げていった。

この日の大谷はこれだけではなかった。球団の公式SNSには前日16日（日本時間）、ドジャースは野手組も合流し、全員集まりロッカールームでミーティング、ここでD.ロバーツ監督（52）は「この部屋にいる私たち一人一人が、1つの試合に勝つために必要なことをやっていこう」と話し、「翔平やフレディ（フリーマン）のようにティー打撃に取り組む。一心に、一心に。ロボットになるのは難しいことだが自分を律する必要がある」と大谷とF.フリーマン（35）を例えにあげてチームメイトに熱弁をした。

その翌日、ロバーツ監督はいつもの様に車でキャンプ地に到着、駐車場に止めて練習を行い、帰ろうとすると、置いてあった所に車がなく、ロバーツ監督はあたりを見渡していた。そこに置いてあったのはドジャーブルーの子供用のポルシェ。ロバーツ監督は撮影していた球団スタッフを見つけると「これはショウヘイから？」と聞くと「そうです」と返されて「オーマイガッ！」を連発。「ショウヘイ、やってくれたな」とつぶやいた。前日、選手全員の前で褒めたたえていた大谷にドッキリを仕掛けられて思わず笑顔になっていた。

球団の公式SNSには満面の笑みで子供用のポルシェに乗る大谷の写真も載せられていた。大谷は昨季、球団の日本出身選手の本塁打記録でロバーツ監督に並ぶとミニカーのポルシェをプレゼント、監督が「本物はどこだ」と聞くと大谷は「ワールドシリーズで勝てたら考えます」と応えていた。今回はミニカーのポルシェから子供用のポルシェに昇格した。

ロバーツ監督はカメラ目線で「ショウヘイ。次は君の番だ。困らせてやるぞ」と予告、大谷とロバーツ監督のドッキリ合戦となりそうだ。