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■MLBオープン戦 ドジャース−ブルワーズ(日本時間27日、アリゾナ州フェニックス)
ドジャースの山本由伸(26)がブルワーズとのオープン戦に先発し、3回途中54球を投げ、4安打3失点(2四球)。2回と3回にソロホームランを浴び、“2被弾”と課題の残るマウンドとなった。
21日のカブス戦から中5日でOP戦2度目の登板に臨んだ山本。
初回は先頭打者を一ゴロで打ち取ると、次打者にヒットを許すが、キレのある変化球を織り交ぜ後続を空振り三振、遊ゴロで抑えた。2回はフルカウントから直球で空振り三振を奪うが、V.カプラにレフトスタンドへ本塁打を浴び、今季“初被弾”。
さらに2死から四球を与えると、次打者にレフトへ二塁打を浴び、C.テイラーが処理にもたつき一塁ランナーが生還。0-2とリードを許した。
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3回は1アウトを奪うと、左打者のG.ミッチェルにバックスクリーン左にソロ本塁打を浴び0-3。また、次打者にフルカウントから四球を与えたところで、D.ロバーツ監督がマウンドに向かい、降板となった。
今季は東京ドーム(3月18日・19日)での開幕2連戦でスタートし、開幕投手に内定している山本はカブス・今永昇太(31)との投げ合いに注目が集まっている。
前回は2回途中27球で、3安打無失点、2奪三振。山本はこの日の登板について「初回は良い力感で入れましたし、2回、3回と失点はしましたけど、いろんなこと試せたり、良いところもたくさんありました」と話し、収穫もあったようだ。「今日は高さ、コースだったりを意識して。前回そこまで厳しく狙ってなかったので、そういったところをしっかり感覚を良くするために、より意識して投げました」と振り返った。