JR東日本のロゴマーク JR東日本は、一般ドライバーが有償で乗客を送迎する「ライドシェア」事業に参入する。千葉県の南房総市と館山市で3日、運行を開始。今年後半には秋田県仙北市でも展開する。同社社員がグループ会社のレンタカーを使い、タクシーやバスの走行が少ない時間帯に地域内での移動ニーズに応える。
南房総市と館山市でのライドシェアは、国土交通省が進める自治体などが主体の「公共ライドシェア」の一環として実施。専用アプリを通じて乗車予約を受け付ける。運行時間は午後10時〜翌朝午前7時。JR東は、千葉支社の社員を中心に数人をドライバーとして登録し、業務時間内に可能な範囲で地域内の配車を担う。