浅野がスペインの地でも“ジャガーポーズ”を披露 [写真]=Getty Images マジョルカに所属するFW浅野拓磨が、2日に行われたラ・リーガ第26節アラベス戦で、待望の加入後初ゴールを記録した。
前節終了時点で10勝5分10敗の成績を残し、勝ち点「35」を積み上げているマジョルカは、来季の欧州カップ戦出場も狙える状況。直近5試合は1勝2分2敗とあまり勝ち点を積み上げられていないが、2試合ぶりのホームゲームで白星を掴み、終盤戦へ弾みをつけていきたい。そんな一戦では、5勝7分13敗の勝ち点「22」で降格圏の19位に沈むアラベスを本拠地『ソン・モイシュ』に迎える。
試合は立ち上がりの9分に動き、3試合連続のスターティングメンバーに名を連ねた日本代表アタッカーが大仕事をやってのける。敵陣右サイドでマジョルカがスローインを獲得すると、パブロ・マフェオがボックス内めがけてロングスローを投げ込む。ヴェダト・ムリキの頭を超えたボールはダニ・ロドリゲスに収まらなかったものの、セカンドボールに浅野が反応。ダイレクトで強烈なボレーシュートを突き刺し、マジョルカに先制点をもたらした。
浅野のゴールでマジョルカは1点をリードしたまま試合を進めたものの、68分にはセットプレーの流れから、キケ・ガルシアにゴールを許す。試合はこのまま1−1でタイムアップ。マジョルカは2戦連続のドローとなり、さらなる上位進出に向けて2試合ぶりに勝利を掴むことはできなかった。なお、浅野は65分までプレーした。
次節、マジョルカは9日に敵地でアスレティック・ビルバオと、アラベスは8日にホームでビジャレアルと、それぞれ対戦する。
【スコア】
マジョルカ 1−1 アラベス
【得点者】
1−0 9分 浅野拓磨(マジョルカ)
1−1 68分 キケ・ガルシア(アラベス)