中町兄妹、不適切発言騒動を再び謝罪「被害者の方を笑ったわけではありません」と釈明

人気ユーチューバー「中町兄妹」が4日、YouTubeチャンネルを更新。埼玉・八潮市の道路陥没事故をめぐるチャンネル内での発言をあらためて謝罪した。

兄の中町JP、妹の中町綾は黒一色の服装で出演。JPが「改めて今回被害に遭われた方々、ご迷惑をかけてしまった方々、不快な思いにしてしまった方々、全ての方に謝罪をさせてください。大変申し訳ありませんでした」と謝罪し、2人揃って深々と頭を下げた。

JPは「今回の件は自分たちのモラルのなさが原因です。本当に全ての責任は自分たちにあり、とても反省しています」と述べ、綾が「そしてニュースの見出しだけで軽率な発言をしてしまって、何も知らずに動画で話してしまったことが本当に良くなかったと思っています」とした上で、「ただ、被害者の方を笑ったわけではありません。そこだけお伝えさせてください」と強調した。

今回の件で、自身の家族に対する誹謗中傷や殺害予告なども受けているとし、JPは「本当に情けないなって心から思っています。家族に迷惑をかけて本当になんて親不幸のことをしたんだと思って、自分たちの一つの発言でこんなにも人を不幸にさせてしまうんだと、あらためて自分たちの責任の重さも感じました」と述べた。

今後の対策として外部スタッフによる動画チェックを徹底するほか、コメント欄は誹謗中傷対策で承認制にすると説明。綾は「YouTube以外の外部のお仕事に関しては自粛、辞退させていただきました。雑誌の方も継続せずに終了しました。今後、外部のお仕事は当分、自粛しようと思っています」と話した。また、八潮市に対して寄付を行ったこともあわせて伝え、最後に「この度は本当に申し訳ありませんでした」とあらためて頭を下げた。

中町兄妹は2月にアップした動画で、綾が工事中の道路などを注意しながら歩く、とした話題の中で「最近だと、落ちちゃった。穴が空いて落ちちゃって」と八潮の事故を示唆するように発言。JPが「最近あったな！」と大笑いした。さらに綾は「トラックがはまっちゃって。そういうのを見て、でっかいトラックが通る時は一緒に走らないようにしようと思ったり。まじで、日々どう生きるかを常に学んでる」と語ると、JPが「死なないような生き方をしてるんだ」と返し、綾が「でも、秒で死んだらおもろいよね」と、事故をネタにするようなトークを続けた。

当該部分は削除されたが、ネット上で拡散されて批判が集中。その後、謝罪動画を公開していた。綾はランジェリーメーカー「ピーチ・ジョン」のモデル起用が決まっていたが、取り止めとなるなど、余波が広がっていた。