「思い伝わる」佐々木朗希投手から寝具届く 大船渡山林火災の避難所

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2025年03月04日 20:28  毎日新聞

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佐々木投手から届いた寝具が入った段ボール箱=岩手県大船渡市で2025年3月4日、工藤哲撮影

 岩手県大船渡市の山林火災で、米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手(23)が高校時代を過ごした同市に贈った寝具500セットが避難所に続々と届いている。避難者からは「米国から市への思いが伝わってきて本当にありがたい」という声が上がっている。


 避難所の一つであるリアスホールには4日午後、掛け布団や敷き毛布、枕などの寝具セットが運び込まれた。


 赤崎町長崎地区から避難した志田登美男さん(73)は「避難所では何かと手厚くしていただいているが、腰が痛くて夜寝ると冷たかったので本当に助かる。こんなにすぐに届くとは思わなかった」と驚き、「佐々木投手の地元への思いが伝わってきた」と感謝していた。


 同県陸前高田市出身の佐々木投手は県立大船渡高で学んだ。地元の各地ではドジャース入団を祝うポスターが張られ、関連グッズを販売する道の駅もある。【工藤哲】



このニュースに関するつぶやき

  • 海外では著名人は寄付は当然の行為としている。時に日本人は寄付が少ないと批判する声もあるが貴族社会があった欧米と違って元々日本は皆平等の精神だから上から目線の寄付の概念がないんだよ
    • イイネ!5
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