知的障害の男性か、はねられ死亡=電車見学で踏切内に進入―東京・国立
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2025年03月09日 01:01 時事通信社

8日午後3時ごろ、東京都国立市の踏切で、40代ぐらいの男性がJR南武線立川発川崎行きの電車と衝突し、死亡した。警視庁立川署は、死亡したのは社会福祉施設職員に連れられて電車を見に来ていた知的障害者の男性(47)とみて、身元の確認を急ぐとともに、事故の原因などを詳しく調べている。
同署によると、男性は同日、40代の職員の引率で、国立市内にある施設の入所者5人とドライブに出掛けた。好きな電車を見るため、踏切の近くで別の入所者と2人で車から降りた。その後、踏切内に進入し、警報機が鳴ってもその場にとどまって電車と衝突したとみられる。
職員は男性らが踏切に向かった後、ほかの4人の入所者と車内に残っていた。同署は、職員の対応が適切だったかなどを調べる。
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