
日本野球機構(NPB)は24日、違法なオンラインカジノ利用者が確認された問題について、申告者全員に制裁金を科すことを発表した。
3月20日までに自主申告があったのは7球団15人で、オリックスの山岡泰輔投手を加えた8球団16人が対象。制裁金の総額は1020万円だという。
球界全体の問題として重く受け止めているとし、制裁金は、「立場や年俸に基づく目安を協議した上で、各所属球団が、賭けの回数、期間、頻度、賭け金額(総額・ 1回あたりの金額)、直近の賭けの時期等の調査結果をもとに、制裁金の適切な金額を決定」したという。
会見したNPBの中村勝彦事務局長は「重大な問題であるということは重々承知しております」とし、再発防止に向け、球団施設への啓発ポスターの掲示や、オフには講習会を行う考えを示した。
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