写真 Jリーグは25日、愛媛県今治市で発生した林野火災の影響により、明日26日(水)に開催予定だった2025JリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦 FC今治対徳島ヴォルティスを中止すると発表した。
代替日については決定次第発表予定。チケットの取り扱いについては「中止試合のチケットの取り扱いおよび払い戻し方法についても、決定次第お知らせいたします。お手元のチケットは取り扱い決定まで大切に保管してください」と呼びかけている。
FC今治を運営する株式会社今治.夢スポーツの矢野将文代表取締役社長は公式HPを通じて以下のようにコメントを発表している。
「この度今治市長沢の林野火災が起こり、未だ鎮火しておりません」
「まずは今治市および西条市にて避難されている方々はもちろん、周辺地域にお住まいの皆さま、今治市にご縁がある多くの皆さまが不安な時間を過ごされていること、心中お察しいたします。また、不眠不休で消火活動や救助活動をされている方々に、心より感謝と敬意を表します」
「こうした地域の状況を受けて、明日3月26日(水)の19:00より予定しておりました、2025JリーグYBCルヴァンカップの試合を中止することをお知らせいたします」
「3月25日(火)18:30現在、今治市内では2973世帯5836名、西条市では792世帯1,506名の方に避難指示が出されています。地域の多くの方が不安な時間を過ごされる中で、我々として試合を行うことが、ミッションステートメントにもございます勇気や希望を与える時間となるのか、議論を重ねるなかで、このような判断をいたしました」
「試合日の一日を楽しみにしていただいた方には、大変申し訳ございません。徳島ヴォルティスのサポーターの方など、既にご移動を開始されている方もいらっしゃると存じます。ご不便をおかけいたしますが、安心安全な1日のご提供に向けて議論したうえでの判断となりますので、ご理解いただけますと幸いです」
「また、今回はクラブとして初のドローンショーを実施する予定でしたが、こちらも併せて中止となります。初の試みに際し、様々なご協力をいただいた方にも、併せてお詫び申し上げます」
「FC今治として、地域のために今できることを選手やスタッフ一人ひとりが考え、行動してまいります。ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします」