心身不調のファイルーズあい、活動再開　昨年末にPTSD発症で活動制限…新事務所で「新たな環境で再出発」

　声優のファイルーズあいが、3月31日をもって所属事務所ラクーンドッグを退所し、4月1日よりマウスプロモーションへ移籍した。昨年12月31日より心的外傷後ストレス障害（PTSD）発症のため、一部活動を制限していたが、ファイルーズあいは自身のXを更新し、「医師の診断により、本日より制限を解除し活動を再開いたします」と伝えた。

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　Xでは「2025年3月31日付で3年間お世話になりました『株式会社ラクーンドッグ』を退所し、本日4月1日より『株式会社マウスプロモーション』に移籍する
運びとなりましたことをご報告させていただきます」とし、「また、心身の不調により昨年末から一部活動を制限させていただいておりましたが、医師の診断により、本日より制限を解除し活動を再開いたします」と報告。

　「関係各所の皆様には、多大なご心配とご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございませんでした。また、私が新たな環境で再出発できるようサポートしてくださった皆様に、深く御礼申し上げます」と関係者に感謝した。

　「そして、私を信じ、日々あたたかい思いやりの言葉と愛情を注いでくださったファンの皆様。復帰を急かしたり詮索するようなことは言わずに、ただただ優しく
待っていてくださったこと、心のこもったお手紙をたくさん送ってくださったこと、皆様の存在が私にとって本当に大きな励みになりました。私のファンの皆様が優しくて思いやりに溢れた方々で本当に良かったと思うと同時に、そんなすてきな方々に愛される自分でいられてよかったと、心から思っております。改めて、本当にありがとうございます」と応援してくれたファンに感謝の気持ちを伝えた。

　「皆様からいただいた思いやりを勇気に変えて、これからも一つ一つのお仕事に丁寧に向き合い、自分自身と向き合い、そして正しいと信じる道を歩むべく、強い心で邁進して参ります。今後とも変わらぬご支援、ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます」と意気込んだ。

　ファイルーズあいは、アニメ『トロピカル〜ジュ！プリキュア』キュアサマー／夏海まなつ役、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第6部『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』空条徐倫役、『ダンベル何キロ持てる？』紗倉ひびき役、『ドラゴンボールDAIMA』パンジ役、『チェンソーマン』パワー役などで知られる人気声優で、2020年の第14回声優アワードで新人女優賞を受賞している。

　昨年12月31日には心的外傷後ストレス障害（PTSD）発症のため、一部活動を制限しており、所属事務所のサイトでは「弊社所属「ファイルーズあい」が『心的外傷後ストレス障害（PTSD）』発症の為、担当医師の指導のもと、回復を優先すべきと判断し、一部活動を制限させていただきますことをご報告申し上げます」と報告。

　ファイルーズあいも自身のXを更新し、「事務所HPにて掲載されております通り、数ヶ月前に『心的外傷後ストレス障害（PTSD）』を発症いたしました。寄せられている期待や応援の気持ちに応えたくて、この数ヶ月間努力を重ねてきましたが、今は治療に専念して一日も早く心身共に回復することが最善であると判断し、事務所や周囲のサポートも得ることができた為、しばらくの間一部活動を制限させていただくことになりました」と経緯を説明。

　「発症の原因はプライベートの事情ですので、詮索や憶測の発信・書き込み等はご遠慮いただきますようお願いいたします」とし、「大好きな作品、大好きなキャラクター、それを作り上げてくださっている素晴らしい製作陣の皆様、そしていつもあたたかい言葉をかけてくれるファンの皆様にご心配とご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ない想いと悔しい気持ちでいっぱいです」と複雑な心境を打ち明けていた。