204
2025年04月02日 22:51 ITmedia Mobile
限定公開( 67 )
任天堂は、Nintendo Switchの後継モデル「Nintendo Switch 2」の詳細を発表した。6月5日に発売する。価格は4万9980円(税込み、以下同)だ。同日、「マリオカート ワールド」(ダウンロード版は8980円)が付属する「Nintendo Switch 2 マリオカート ワールド セット」も発売する。価格は5万3980円だ。
詳細発表は、Nintendo Direct(ニンテンドーダイレクト)で実施。任天堂が配信する動画コンテンツで、今回も社員が登壇して説明した。4月2日の配信では、3月27日の回と比べて約2倍の時間をかけて、製品の詳細が明かされた。
●新機能は? Cボタンでできること、マウス対応のJoy-Con 2の詳細も明らかに
Nintendo Switch 2では、新しい物理ボタンとして、「Cボタン」を搭載。Cボタンで起動できる新機能として、ゲームチャットではゲームをしながらでも、仲間と会話を楽しめる「ゲームチャット」を利用できる。話し声は周囲がうるさくても、マイクが拾い相手に届くという。ゲーム画面を複数人と共有することも可能で、自分の姿をディスプレイに表示しつつ、仲間とゲームの状況を楽しく共有できるとしている。
|
|
ディスプレイは解像度が向上し、1920x1080ピクセルでの表示が可能。リフレッシュレートは最大120Hzの可変式で、よりなめらかな映像を視聴できる。HDRにも対応し、明暗差をはっきりと表示できる。パネルについて、説明動画では「有機EL」ではなく、「液晶」という言葉を用いている。
Nintendo Switch 2に付属するJoy-Con 2(ジョイコン)はマウス操作に対応。机の上やズボンの上で側面を下に向けて滑らせることで、PCマウスのような操作が可能だ。瞬時に狙いを定める精密な操作にも対応しており、左右どちらのJoy-Con 2でも使用できるため、両手を使った新たなプレイスタイルでゲームを楽しめる。
Nintendo Switch 2のみが搭載する磁石とJoy-Conの金属部分によって簡単に着脱できるようになり、構造はSwitchから大きく変わった。SL/SRのボタンは大きくなり押しやすくなり、スティックも大きくなり耐久性が向上したとしている。
【訂正:4月3日0時20分】初出時、大型化したボタンの名称をS/Rと記載していましたが、正しくはSL/SRです。お詫びして訂正いたします
スピーカーの音質はよりクリアになっており、内蔵マイクはノイズキャンセリング機能を搭載し、声をクリアに拾えるとしている。ユーザーは、サラウンド環境下にいなくても、ステレオヘッドフォンを接続し、臨場感のあるサウンドを楽しめるという。
|
|
背面には、フリーステップ式のスタンドを搭載。ディスプレイの映像や画像を見やすい角度となるよう自由に傾けることが可能だ。テーブルモードでプレイする際などは、付属の充電器をNintendo Switch 2に接続し、充電しながら長時間プレイできる。
充電などに使用する本体下部の側面のUSB Type-Cポートに加え、ゲームチャットで自分の映像を別売りの「Nintendo Switch 2 カメラ」で撮影する際などに接続するためのUSB Type-Cポートを本体上部の側面に搭載した。
本体上部の側面のUSB Type-Cポートに接続可能なNintendo Switch 2 カメラは、Nintendo Switch 2と同日に発売。本体への接続だけでビデオチャットを開始できるとしている。
ドックは充電だけでなく、Nintendo Switch 2の画面を最大4K解像度でテレビに出力できる。ファンも内蔵し、冷却効果を高める。
メモリの容量はSwitchの8倍に相当する256GBに増量。より多くのソフトを本体内に保存できるようになった他、アクセス速度も向上したとしている。ソフトはSwitch 2専用のものだけでなく、Switch向けのものにも対応する。
|
|
Nintendo Switch 2の外部メモリスロットは、microSD Expressカードに対応している。新しい規格のため、高速なデータ通信が可能だが、任天堂はプレゼンの中で、従来のSwitchで使用していたmicroSDカードをそのままNintendo Switch 2に流用することはできないと注意を促した。
●Nintendo Switch 2のスペックも明らかに
任天堂は、Nintendo Switch 2の詳細発表後、製品ページを公開し、スペックを明らかにした。
プロセッサには、「NVIDIA社製 カスタムプロセッサ」を採用。センサー類として、加速度センサー/ジャイロセンサー/明るさセンサーを備える。
無線LAN規格はWi-Fi 6をサポートし、有線LANによる接続も可能だ。Bluetoothでの接続にも対応している。
音声出力はリニアPCM 5.1chに対応。側面には3.5mmの4極ステレオミニプラグを搭載し、有線ヘッドフォン/イヤフォンとの接続が可能となっている。マイクはデジタルマイク(モノラル)をサポートする。
リチウムイオンバッテリーの容量は5220mAhで、ユーザー自らが取り外すことはできない仕様となっている。約3時間で充電でき、約2〜6.5時間使用できる。なお、プレイするソフトによって、持続時間が異なる。
ボディーサイズは、約272(幅)×116(高さ)×13.9(厚さ)mm。重量は本体が約401gで、Joy-Con 2を含むと約534gとなる。
●他の人と一緒にプレイできる「おすそわけ通信」を利用可能
Nintendo Switch 2では、「おすそわけ通信」という機能も利用できる。ソフトを持っていない他の人とでも一緒に遊べる機能で、1人がNintendo Switch 2と本機能対応ソフトを所有していれば、他の人が自身のNintendo Switch 2/旧Switchを持ち寄ることで、そのソフトを一緒にプレイできる。
ただし、ソフトを他の人におすそわけできるのはNintendo Switch 2側のみ。Switch側では、ソフトを受け取ることしかできない。
●差し替えてすぐに遊べる手軽さを、バーチャルゲームカードでも実現 貸し出しもOKに
任天堂は4月下旬から「バーチャルゲームカード」を提供する。
Switch向けのゲームは、手持ちのソフトをどの本体に挿入して遊ぶかを自由に決められる。「ダウンロードソフトにもこの手軽さを取り入れられたら……」という思いから誕生したのがバーチャルゲームカード。
複数端末にて同一のアカウントにログインすれば、端末を切り替えてソフトを使える他、本体を2台以上持っている人は、同じニンテンドーアカウントでログインすれば、物理ゲームソフトと同様にセットする本体を切り替えてどちらでも遊べる。
ローカル通信を通じて「ファミリー」登録した他のユーザーに、最大14日間ソフトを貸し出せるのも売り。片方のSwitchから貸し出すソフトと相手を選び、もう片方のSwitchで「ファミリーから受け取る」画面の「OK」を選択すれば、貸し出しが完了し遊べる。
なお、これらの機能はNintendo Switch 2でも利用できる。
●Nintendo Switch 2は「Nintendo Switch Online」に対応
Nintendo Switch 2は、「Nintendo Switch Online」に対応する。加入すれば先述のゲームチャットなどの機能を利用できる。
「Nintendo Switch Online + 追加パック」では、Nintendo Switch 2向けに、6月5日からニンテンドー ゲームキューブのソフトが遊べる「ニンテンドー ゲームキューブ Nintendo Classics」の提供を開始。提供開始時の配信タイトルは、「ゼルダの伝説 風のタクト」「ソウルキャリバーII」「F-ZERO GX」を予定している他、「ニンテンドー ゲームキューブコントローラー」も発売する。
●子どもによる使用も想定 保護者が管理・制限できる「Nintendo みまもり Switch」にも対応
Nintendo Switch 2は、子どもが遊ぶことも想定し、設計されている。
任天堂が、保護者に向けて配信している「Nintendo みまもり Switch」アプリに対応する。保護者は、自身のスマートフォンを使って、子どもが遊んでいるゲームソフトを確認したり、1日の遊べる時間に制限をかけたりできる。
さらに、新機能のゲームチャットでは、16歳未満の子どもは保護者によるNintendo みまもり Switchでの承認がなければチャットを開始できない仕様となっている。
●体験イベントの応募受付は終了も、当日体験できるソフト一覧を公開
任天堂は、2025年に発売予定の新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」を手にして体験できるイベントを、4月26日と27日の2日間、千葉県の幕張メッセ ホール9、10、11で開催する。
日本の他に、ニューヨーク、パリ、ロサンゼルス、ロンドン、ベルリン、ダラス、ミラノ、トロント、アムステルダム、マドリッド、メルボルン、ソウル、香港、台北で体験会を開催する。
応募受付は既に終了しているが、任天堂は4月2日のNintendo Switch 2の詳細発表に合わせて、体験会当日にプレイ可能なソフトを公開した。「マリオカートワールド」「ドンキーコング バナンザ」「ひみつ展」「星のカービィ ディスカバリー」「ゼルダの伝説」など、Nintendo Switch 2に対応する新作タイトルが一覧に並んでいる。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 ITmedia Inc. All rights reserved. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。